メッシュコントロールPropertyManager

メッシュ コントロールとは、モデルの領域ごとに異なる要素サイズを指定することを指します。 ある領域に設定した要素サイズが小さいほど、その領域の結果の精度が高くなります。 頂点、エッジ、面、部品、および梁に対してメッシュ コントロールを設定することができます。

メッシュコントロール PropertyManager にアクセスするには:

  • メッシュ（Mesh）を右クリックし、メッシュ コントロール適用（Apply Mesh Control）を選択します

選択エンティティ(Selected Entities)

メッシュ コントロールのための面、エッジ、頂点、参照点、構成部品 メッシュ コントロールを適用するジオメトリのエンティティを選択します。
  梁 梁のみに使用できます（トラスはボディごとに 1 つの要素を持ちます）。 梁を選択してメッシュ コントロールを適用します。
  部品サイズ毎に使用 シミュレーションでは、選択した部品のサイズに基づいて要素サイズが計算されます。

詳細については、構成部品のメッシュ コントロールも参照してください。

メッシュ密度

メッシュ率 スライダーを使用して、平均要素サイズや許容誤差を変更できます。左端（粗い）(Coarse)に動かすと、平均要素サイズはデフォルトの 2 倍に設定されます。右端（細い）(Fine)に動かすと、平均要素サイズはデフォルトサイズの 1/2 に設定されます。
  全選択 スライダーをデフォルト設定にリセットします。

メッシュ パラメータ

  同じ要素サイズを使用 選択した構成部品に対し、要素サイズ（Element Size）ボックスで指定した要素サイズで一様にメッシュをかけます。このオプションは、構成部品にメッシュ コントロールを設定する場合のみ選択できます。
  要素数 回転(梁の場合のみ) 選択された梁の合計要素数を設定します。
単位 要素サイズの単位を指定します。
要素サイズ 選択したジオメトリ要素の要素サイズを設定します。

これは、曲率ベースのメッシュの最大要素サイズです。

  • ブレンド曲率メッシャーを選択すると、グローバル最大要素サイズよりも大きいローカル要素サイズを定義して、粗いメッシュを作成できます。
  • 曲率ベースのメッシャーを選択すると、グローバル最小要素サイズからグローバル最大要素サイズまでの範囲内でローカル要素サイズを定義できます。
最小要素サイズ 最小要素サイズは、曲率ベースのメッシュでのみ使用できます。 選択したエンティティの最小要素サイズを設定します。

グローバル最小要素サイズより小さいローカル最小要素サイズを定義して、メッシュをさらに緻密化できます。
円内の最小要素数 このオプションは、曲率ベースのメッシュでのみ使用できます。

円内の要素数を指定します。 このオプションの効果を確認するには、計算された要素サイズは、最大要素サイズ(Maximum element size) と 最小要素サイズ(Minimum element size)の間になければなりません。 要素サイズの決定方法（How Element Size is Determined） を参照してください。
比率 ある層の要素サイズの前の層の要素サイズに対する比率を設定します。

記号設定

  色の編集 メッシュ コントロール マークの色を選択します。
記号サイズ 上下の矢印をクリックしてメッシュ コントロール記号のサイズを変更します。
  プレビュー表示 選択した幾何要素に追加したメッシュ コントロール記号の表示/非表示を切り替えます。

メッシュ（Mesh）を右クリックし、サマリー（Summary）を選択して、各構成部品とジオメトリ エンティティのメッシュ割り当てをローカル メッシュ コントロール定義で表示します。 メッシュ コントロールが定義されている構成部品の場合、メッシュ サマリ（Mesh Summary）ダイアログ ボックスには、元のメッシュ要素範囲と最終的なメッシュ要素範囲（最小 - 最大）がリストされます。

  • メッシュ作成時に使用される要素平均サイズを (e) とし、生成オプションの比を (r) とすると要素サイズは次のように変化します。 e、e*r、e*r2、e*r3、....、e*rn。
  • ある層で計算された要素サイズが (E) を超えた場合（ここで (E) は平均要素サイズ）、プログラムは (E) を使用します。
  • メッシュは、頂点からエッジへ、エッジから面へ、面から構成部品、構成部品からそれに接続されている構成部品へと広がります。