相互作用のオプション

相互作用条件では、シミュレーション中の構成部品の相互作用を制御します。 たとえば、アセンブリ ドキュメントでは、特定の構成部品を相互にボンドでき、他の構成部品が荷重を受けて接触することがあります。

相互作用定義は、アセンブリ ドキュメントとマルチボディ部品ドキュメントで使用できます。 以下のシミュレーション スタディには相互作用を適用できます。
  • 静的
  • 固有値
  • 座屈
  • 非線形解析
  • 動的
  • 落下試験

スタディで適用する相互作用条件では、シミュレーションを成功させるために構成部品の実際の動作をシミュレートする必要があります。

構成部品間の相互作用のタイプは、次の 3 つのレベルで指定します。

グローバル相互作用

アクティブなドキュメント内のすべての構成部品に適用される条件を定義します。 Simulation オプション(Simulation Options) > デフォルト オプション(Default Options) > 相互作用(Interaction)ダイアログ ボックスで、デフォルトのグローバル相互作用条件を指定します。

コンポーネント相互作用

コンポーネント相互作用(Component Interaction)PropertyManager で選択した構成部品に適用される条件を定義します。

ローカル相互作用

ローカル相互作用(Local Interactions)PropertyManager で選択したジオメトリ エンティティのセットに適用される条件を定義します。

Simulation スタディ ツリーでは、Connections フォルダ Contact Sets フォルダと Component Contacts フォルダの下にすべての相互作用定義がリストされます。
  • ローカル相互作用の設定により、構成部品レベルの相互作用は上書きされ、構成部品レベルの相互作用はグローバル レベルの相互作用を上書きします。
  • デフォルトのグローバルレベル条件は、ローカルまたは構成部品レベルの相互作用が定義されていない構成部品に適用されます。
  • 相互作用条件を変更すると、モデルの再メッシュが必要になります。