非拘束のボディ

SOLIDWORKS Simulation Professional および SOLIDWORKS Simulation Premium では、静解析スタディの場合のみ、非拘束のボディ(Underconstrained Bodies) アルゴリズムには、構成部品の剛体(または自由)モードを検出する際の接触相互作用とボルト結合が含まれます。

SOLIDWORKS Simulation Standard および SOLIDWORKS Premium では、これらの改良点は非拘束のボディ(Underconstrained Bodies) アルゴリズムに含まれておらず、以前のリリースから変更されていません。

非拘束のボディ PropertyManager を開くには:

Simulation スタディ ツリーで、接合部(Connections)ノードを右クリックし、非拘束のボディを検索(Find Underconstrained Bodies)をクリックします。

改善されたアルゴリズムには、従来の非拘束のボディ(Underconstrained Bodies)機能と比較して、次の利点があります:
  • ソルバが剛性マトリックスの減少に対して特異値分解(SVD)を実行するため、フリー ボディ モードの検出が高速になります。
  • フリー ボディ モードを解析する際に接触相互作用とボルト結合が含まれます。
  • グローバル X 軸、Y 軸、Z 軸によって定義された直交平面に対して傾斜した平面でフリー ボディ モードがリアルに表示されます。
  • アセンブリ全体の非拘束変位の表示が改善されます。