境界ボックスは、マルチボディ、単一ボディ、または板金部品に対して作成できます。 アイテム内のソリッドまたは板金ボディのタイプに関係なく、カット リスト内で任意のカット リスト アイテムの境界ボックスを作成することもできます。
3D 境界ボックスは、3D スケッチによって表わされ、デフォルトでは X-Y 平面に基づきます。境界ボックスの方向を考慮し、3D 境界ボックスはボディが収まる最も小さいボックスになります。矩形および円筒形の境界ボックスを作成できます。
3D 境界ボックスのメリット:
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部品の場合、境界ボックスの寸法は、プロパティ(Properties)ダイアログ ボックスのコンフィギュレーション プロパティ(Configuration Properties)タブにあるプロパティとして利用できます。 カットリストの場合、境界ボックスの全体的な寸法はカットリスト プロパティ(Cut-List Properties)ダイアログ ボックスに表示されます。 これらの寸法は、BOM または他のアノテート アイテムで使用できます。
- 境界ボックスでは、ボディに必要なストックの長さ、幅、および高さを決定できます。 これにより、製品のパッケージングに必要なスペースを知ることができます。
- 溶接では、プレートのストック サイズを手動で見つける必要がなくなります。
3D 境界ボックスの方向
3D 境界ボックスの方向は、次のいずれかに基づきます。
- X-Y 平面(デフォルト)
- 事前に選択された平面、または平坦な面
溶接リブとエンド キャップの場合、これらの方向は例外です。
- リブの場合、3D 境界ボックスの方向はリブ面と平行になります。
- エンド キャップの場合、3D 境界ボックスの方向はそれらがキャップする平坦な面に平行になります。
- 線形鋼材レイアウトの場合、3D 境界ボックスの方向はメンバーを定義するスケッチ線に垂直になります。