とめつぎフランジ(Miter Flanges)

とめつぎフランジ フィーチャーを使用すると、一連のフランジを、板金部品の 一つまたは複数のエッジに追加できます。

とめつぎフランジ のスケッチは次の条件を満たしている必要があります:
  • スケッチには直線、または円弧を含むことができます。
    とめつぎフランジに円弧を使用する場合、円弧は厚みのエッジに正接にならないようにします。円弧は、長辺のエッジに対して正接していても、また円弧と厚みのエッジの間に小さなスケッチ線を配置することもできます。円弧を持つとめつぎフランジのスケッチの作成例:
    miter_with_arc_tangent.gif miter_arc_with_line.gif miter_arc_with_no_line.gif
    有効なスケッチ:円弧が長いエッジに正接している 有効なスケッチ:厚みエッジと一致し、円弧が線に正接している 無効なスケッチ:円弧が厚みエッジに正接している
  • とめつぎフランジの輪郭には二つ以上の連続した線を含ませることができます。例えば、L-型の輪郭を使用できます。
  • スケッチ平面は、とめつぎフランジが最初に作成されるエッジに垂直である必要があります。

厚みは自動的に板金部品の厚みに関連付けられます。

とめつぎフランジ フィーチャーは、一連の正接、または正接でないエッジ上に作成できます:
  とめつぎフランジを追加前 とめつぎフランジを追加後
正接エッジ SHM_miterflange_wn1.gif SHM_miterflange_wn2.gif
非正接エッジ SHM_miterflange_wn3.gif SHM_miterflange_wn4.gif

板金部品のエッジ全体にまたがるとめつぎフランジを作成するかわりに、フランジのオフセットを指定することができます。