ベルト/チェーン アセンブリ フィーチャーの作成

ベルトと滑車やチェーンとスプロケットによる機構のモデル化は、ベルト/チェーン アセンブリ フィーチャーにより行います。

ベルト/チェーン (Belt/Chain) アセンブリ フィーチャーは次のものを作成します:
  • 滑車構成部品の相対的な回転を拘束するベルト合致
  • ベルトのパスに対応する円弧と直線の閉じたチェーンを含むスケッチ


ソフトウェアは滑車の位置を基にベルトの長さを計算します。 また、ベルトの長さを指定することで、滑車の位置を調整することも可能です。この際、少なくとも一方の滑車は適切な自由度を持っている必要があります。

ベルトのスケッチを含む部品の自動作成を選択し、その部品をアセンブリに追加できます。 部品ファイルでは、そのスケッチをスイープ パスとして用い、ソリッドのベルトを作成します。

スケッチでブロックを使ってベルトを作成できます。

ベルト/チェーン アセンブリフィーチャーを作成するために:

  1. ベルト/チェーン(Belt/Chain) (アセンブリツールバー)をクリックするか、挿入(Insert) > アセンブリ フィーチャー(Assembly Feature) > ベルト/チェーン (Belt/Chain) をクリックします。
  2. PropertyManager のオプションを指定します。
  3. をクリックします。

    FeatureManager デザインツリーには以下が表示されます:

    • ベルト フィーチャー。 ベルト長はフィーチャーの次に現われます。
    • 隣接する滑車間の合致を含む BeltMates フォルダ (Mates 内)。
      PropertyManager が閉じている時にベルトのカーブを確認するには、FeatureManager デザイン ツリーで ベルト フィーチャーを選択します。
    ベルト部品の作成 を選択すると、ベルト スケッチを含む新しい部品が作成され、アセンブリの ベルト フォルダに追加されます。 部品は以下を持ちます:
    • アセンブリへの外部参照。
    • ベルトスケッチへのベルト部品を含むスケッチにロック合致 (LockToSketchMate)
    • ユーザー定義のベルト長さと、ベルト厚み

    もしベルト実行 (Engage belt) を選択したら、1 つのプーリを回転させるためにドラッグして、全てのプーリが回転するのを見ることができます。 ビデオ:アセンブリ ベルト接続

    もしベルト実行 (Engage belt) を選択しなかったら、他のものを回転させないで 1 つのプーリを動かすことができます。 ビデオ:アセンブリ ベルト切断