アーカイブ

データのアーカイブでは、システム バックアップ、ワークステーション間のデータ転送、または他社への送信を実行するために、データを特定のファイルに保存します。

SOLIDWORKS Electrical で管理されているすべてのデータを取得することが必要な場合があります。たとえば、配線図(タイトル ブロック、シンボル、レポート、構成など)がカスタマイズされている場合です。

環境アーカイブでは、すべてのデータを 1 つのファイルに保存できます。これにより、同じ環境設定で動作するデータを請負業者などに渡すことができます。また、環境設定をアーカイブすることにより、クライアント サーバー型インストールを 1 台のコンピューターに切り替える場合にデータを保持できます。環境アーカイブにより、Electrical プロジェクト管理でもプロジェクトが使用可能になります。

環境をアーカイブするには、ツール(Tools) > 環境をアーカイブ(Archive environment) をクリックします。

ウィザードが開きます。選択(Selection)タブでは、ダイアログ ボックスの左側に次のオプションが表示されます。

オプション 説明
Electrical プロジェクトを除外(Exclude electrical projects) このオプションを選択すると、下で選択したオブジェクトに関係なく、Electrical プロジェクトはアーカイブ ファイルに含まれません。
カスタム(Custom) アーカイブに統合する要素をカスタマイズします。[選択] タブでは、アーカイブ処理の対象とするデータ タイプを選択できます。他のタブでは、各データ タイプをより正確に管理できます。
すべての Electrical プロジェクト(All electrical projects) Electrical プロジェクト管理(Electrical project management)に表示される Electrical プロジェクト、および分類(Classification)などの必須項目のみが含まれます。
すべてのオブジェクト(All objects) 各要素を個別に選択するかわりに、すべての要素を選択します。
選択したライブラリからのオブジェクト(Objects from selected libraries) 次のステップで選択するライブラリに含まれる要素だけを選択できます。
ユーザーが変更したオブジェクト(Objects modified by user) 変更された要素のみをアーカイブ ファイルに追加します。
これ以降にユーザーが変更したオブジェクト(Objects modified by user since) 2 つの日付(カスタムの日付と最終アーカイブの日付)の間に変更した要素だけを含めます。
この日数後に定期アーカイブを実行することを通知(Remind me to do regular archive after this number of days) 定期アーカイブを実行するよう通知します。有効にするオプションを選択し、2 つのアーカイブ間の日数を入力します。

オプションを選択した後、さまざまなタブの間を移動して、アーカイブ ファイルに含める要素を指定できます。[完了] をクリックして、アーカイブ ファイルを作成します。

コマンドを有効にすると、ファイル名の入力を求められます。

環境アーカイブのファイル拡張子は .TEWZIP.です。