SOLIDWORKS Electrical のユーザー インターフェイス

SOLIDWORKS Electrical は、電気配線図の作成に必要なすべてのツールを、最新かつ直感的なユーザー インターフェイスで提供します。

SOLIDWORKS Electrical Schematic

項目 説明
リボン(画像の A) メニュー領域(リボン(Ribbons))には、設計を実現するコマンドがグループ化されています。タブ ヘッダーをクリックするとリボンが開き、そのコマンドが表示されます。

使用可能なリボン タブは、グラフィック領域の現行図面のタイプによって変わります。たとえば、配線図で作業している場合は、配線図(Schematic)のタブを使用できます。単一の結線図で作業している場合は、結線図(Line Diagram)のタブを使用できます。

一部のコマンドにはドロップダウン メニューがあります。アイコンをクリックすると、ドロップダウン コマンドが表示されます。

リボン(Ribbons)のメニューを縮小または展開するには、次のいずれかのアイコンをクリックします。

カスタマイズ可能なクイック アクセス ツールバーもあります。

ドック可能パネル(画像の B)

SOLIDWORKS Electrical は、配線図設計に専用パネルを使用します。これらのドック可能パネルは、画面の左側または右側に配置できます。

ドック可能パネルには、特定のアイコンに関連付けられた複数のタブが含まれます。これらのタブは、ドラッグすることで、あるドック可能パネルから別のドック可能パネルに移動できます。

ほとんどのタブの表示は、表示(View)メニューのドック可能パネル(Dockable panels)セクションのコマンドを使用して手動で管理します。コマンド(Command)タブやキャビネット レイアウト(Cabinet Layout)タブなどの一部のタブは自動的に開きます。

ドック可能パネルのレイアウト(タブやパネル位置)を保存したり、保存したレイアウトを復元したり、デフォルトのパネル レイアウトにリセットすることができます。

コマンド 説明
電気コンテンツ ポータル(Electrical Content Portal ) コンテンツをダウンロードする Web サイトを表示します。
ページ(Page) Electrical プロジェクト ページ リストを表示します。
コンポーネント(Component) コンポーネントの一覧を表示します。
接続ラベル(Connection label) 接続ラベル(メーカー部品)を挿入できます。
キャビネット レイアウト(Cabinet layout) 2D キャビネット レイアウト図面に 2D フットプリントを挿入できます。
コマンド(Command) 現行コマンドのオプションを表示します。
パターン(Macros) パターン パレットを表示します。
シンボル(Symbols) シンボル パレットを表示します。
プロパティ(Properties) 選択した要素のプロパティを開きます。
リソース(Resources) 一般的に使用される機能およびオンライン サポートにアクセスするためのコマンドのグループを表示します。

配線図プロジェクトで、サイド パネルを自動非表示(Auto Hide)に設定したとき、パネルが自動非表示設定を維持します。

グラフィック領域(画像の C) グラフィック領域には、Electrical プロジェクトを構成する配線図が表示されます。複数の図面を同時に開くことができます。表示される図面は現在の図面と呼ばれます。

すべての図面は、ユーザーがその図面を閉じた時点、または別の図面を開いた時点で自動的に保存されます。現在の図面にする図面の名前を示すタブを選択し、アクティブな図面を切り替えることができます。図面タブのツールチップには、図面の完全なパスが表示されます。図面で、矢印キーを使用してエンティティを移動できます。

ステータス バー(画像の D) ステータス バーには、グラフィック領域の図面のステータスに関する情報が表示されます。これにはカーソルの座標が含まれ、図面パラメーターを管理できます。ステータス バーでパラメーター(直交(Ortho)グリッド(Grid)スナップ(Snap)など)をクリックするか、キーボード ショートカットを使って、オン/オフを切り替えられます。
パラメーター 説明
グリッド 図面のグリッドを表示または非表示にします。
直交(ORTHO) 直交トラップの表示/非表示を切り替えます。X 軸または Y 軸のいずれかでカーソルの動きが固定されます。
スナップ(SNAP) スナップをオンまたはオフにします。スナップを使用すると、カーソルが目的の位置にスナップされます。スナップとグリッドの設定を混同しないでください。
LWT 線幅のオン/オフを切り替えます。さまざまな線幅が表示または非表示になります。
OSNAP OSNAP をオンまたはオフにします。スナップを右クリックすると、各種 OSNAP 設定にアクセスして変更できます。

SOLIDWORKS Electrical 3D

このインターフェイスは、SOLIDWORKS ソフトウェアで設計を操作しているときに表示されます。SOLIDWORKS Electrical ではアセンブリ レイアウトを作成でき、配線モジュールではアセンブリの配線を自動的に実行できます。

項目 説明
メニュー領域(画像の A) メニュー領域では、SOLIDWORKS Electrical コマンドがグループ化されています。SOLIDWORKS Electrical のコマンドは、ツールバーのリボン(Ribbon) メニューの形式で、またドロップダウン メニューの形式で使用可能です。
コンポーネント エクスプローラー(画像の B) SOLIDWORKS Electrical タブが有効なとき表示されます。これには、配置されているロケーション別にコンポーネントが一覧表示されます。コンポーネントの横のチェックボックスによって、グラフィック領域に挿入されているコンポーネントを確認できます。
グラフィック領域(画像の C) SOLIDWORKS のグラフィック領域ではコンポーネントを挿入し、グラフィック領域の SOLIDWORKS コマンドにアクセスできます。
ページ ナビゲーター(画像の D) ページ(Page) ナビゲーターは、SOLIDWORKS Electrical タブが有効であるときに表示されます。Electrical プロジェクトがリストされ、Electrical プロジェクトに含まれる図面とドキュメントもリストされます。アイテムをダブルクリックして(または右クリックしてコンテキスト メニューから開く(Open)を選択して)アイテムを開きます。SOLIDWORKS ドキュメントのみ、グラフィック領域で開くことができます。

キーボード ショートカット(Keyboard Shortcuts)

  • Ctrl + W: 現在のファイルを閉じます。
  • Ctrl + P: 現在のファイルを印刷します。
  • Ctrl + N: 新規 DWG ファイルを作成。
  • Ctrl + O: 既存の DWG(または DXF)ファイルを開きます。
  • Ctrl + Shift + S: 名前を付けて現在のファイルを保存します。
  • Ctrl + S: 現在のファイルを保存します。
  • Ctrl + E: グラフィック全体を拡大します。
  • Ctrl + F: Electrical プロジェクトを検索します。
  • Ctrl + KB: ハイパーリンク。
  • Ctrl + Q: ソフトウェアを終了します。
  • Ctrl + X: 切り取り。
  • Ctrl + C: コピー。
  • Ctrl + Shift + C: 挿入点を付けてコピー。
  • Ctrl + V: 貼り付け。
  • Ctrl + Shift + V: 形式を選択して貼り付け。
  • Del: 選択したオブジェクトを削除します。