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カスタム アニメーションの XML の例

このトピックでは、カスタム アニメーション用に作成された XML コードの例を示します。独自のカスタム アニメーションを作成するには、XML に精通している必要があります。

ヒント: 大規模な企業では、このタスクをドキュメント設計者に割り振ることができます。

重要: これをお読みになる前に、アニメーション ライブラリについてで説明されている概念を理解していることを確認してください。

次のトピックについて説明します。

このページで扱う内容:

基本概念

各アニメーション グループは、アニメーション ライブラリ フォルダ内の専用フォルダに対応します。各フォルダにはグループのアニメーションを構成する多数の XML ファイルが保存されます。XML ファイルごとに 1 つのアニメーションが定義されます。アニメーションは、単一の <Step> エレメントを使用して XML ファイルに作成されます。

アニメーション/ステップごとに、次の項目を指定することができます。

  • アニメーション ライブラリ ワークショップでプロパティ値を変更することをユーザーに許可するかどうか。
  • プロパティ値を変更できない場合に、アニメーション化されたアクターの角度、軸、および距離のプロパティをアニメーション ライブラリ ワークショップで編集可能にするかどうか。
  • アニメーション ライブラリ ワークショップで開始時間(Start time)プロパティ値と終了時間(End time)プロパティ値を表示するか非表示にするか。

1 つのアニメーション/ステップは、1 つまたは複数の動作を持つことができます。個々の動作が事前に定義されており、各動作に事前定義されたプロパティのセットがあります。

ヒント: 使用を容易にするために、アニメーション ライブラリでデフォルトで用意されている事前定義された XML ファイルから、個々の <Motion> エレメントのコンテンツを(プロパティ セット全体とともに)再使用することが推奨されます。プロパティ セットの各プロパティの値をカスタマイズすることができます。再利用可能な <Motion> エレメントの例が、下の XML コードの例で高輝度表示されています。

XML コードの例

「レビュー」という名前のカスタム アニメーションを作成してミラーリングできるようにする XML コードの例を示します。



コードの説明

ここでは、上記のコード例で示した XML エレメントについて説明します。

<Step>
アニメーションを作成します。パラメータは次のとおりです。
Name: アニメーション ライブラリ ワークショップでアニメーションを識別するために表示されるテキストです。
ReadOnly: アニメーション ライブラリ ワークショップでプロパティ値を変更することをユーザーに許可するかどうかを指定します。
  • "0": ユーザーがプロパティの値を変更することができます。
  • "1": ユーザーがプロパティ値に変更を加えることができなくなります。
(オプション) MakeAngleAxisDistPtEditable: ReadOnly"1" に設定されている場合に、アニメーション アクターの角度、軸、距離、および点のプロパティをアニメーション ライブラリ ワークショップで編集可能にするかどうかを指定します。
  • "0": アニメーション化されたアクターの角度、軸、距離、および点のプロパティをユーザーが変更できないようにします。
  • "1": アニメーション化されたアクターの角度、軸、距離、および点のプロパティをユーザーが変更できます。
ShowStartEnd: アニメーションの動作ごとに、アニメーション ライブラリ ワークショップで開始時間(Start time)プロパティ値と終了時間(End time)プロパティ値を表示するか非表示にするかを指定します。
  • "0": 開始時間(Start time)終了時間(End time)を非表示にします。
  • "1": 開始時間(Start time)終了時間(End time)を表示します。
<Modifiables>
アニメーションを構成するさまざまな動作を導入します。スタンドアロンの必須要素です。
<Motions>
アニメーションを構成する個々の動作を導入します。
<Motion>
アニメーション内で、個々の動作を作成します。各動作のパラメータは次のとおりです。
Name: アニメーション ライブラリ ワークショップで動作を識別するために表示されるテキストです。
(オプション)ApplyWhenMirrored: アニメーションの各動作に対して、元のアニメーション定義を無視するかどうか、およびミラーリングされた XML で説明されている動作の定義を使用するかどうかを指定します。
  • "0": ミラーリングされた XML の元のアニメーション定義を適用します。
  • "1": 元のアニメーション定義を無視し、ミラーリングされた XML に記述されている動作の定義を使用します。
(オプション)Defined: Flash および SetColor 動作の Motion.Color プロパティについて、アニメーションのこのステップ中に、選択したアクターの色を変更するかどうかを指定します。
  • "0": 色を未定義に設定します。
  • "1": RGB 値を考慮します。
注: Defined パラメータを指定しない場合は、 RGB 値が考慮されます。
<PropSet>
動作のプロパティ セットを導入します。
<Motion.XXX>
1 つまたは複数のパラメータを使用して、動作の各プロパティを定義します。
<Links>
(オプション)他のアニメーションへのリンクのタイプを定義します。
注: この XML エレメントを使用しない場合、このアニメーションのミラーリングされたバージョンはありません。
<Mirror>
(オプション)ミラー リンク タイプを作成します。パラメータは次のとおりです。
FolderName: ミラーリングするアニメーションを記述する XML ファイルが配置されているフォルダの名前。
FileName: ミラーリングするアニメーションを記述する XML ファイルの名前。
注: FolderName および FileName パラメータは、大文字と小文字が区別されます。


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