コピー/貼り付けについて

ここでは、Composer でのコピー/貼り付けの方式に関する一般情報について説明します。

• コラボレーション アクターのコピー/切り取り/貼り付けでは、Windows のクリップボードが使用されます。そのため、コラボレーション アクターは、Composer ドキュメント間、および Composer アプリケーション間でコピー/切り取り/貼り付けできます。形状アクターでは、これらのコマンドは［アセンブリ］ウィンドウ枠の右クリック コマンドと同じであり、Windows のクリップボードは使用されません。「右クリック コマンド」を参照してください。
• 切断面、グリッド、カメラ、座標系、パス、交差直線、BOM テーブル、地面、および Compass の各コラボレーション アクターはコピー/切り取り/貼り付けできません。
• これらのコマンドには、ビューポートのミニ ツールバーからアクセスすることもできます。コラボレーション アクターの場合にのみ、［コラボレーション］ウィンドウ枠およびビューポートでショートカット キー（Ctrl+C、Ctrl+X、Ctrl+V）を使用してこれらのコマンドにアクセスできます。ミニ ツールバーの詳細については、［アプリケーション プリファレンス］-［一般］
• 他のアプリケーションに Composer アクターを貼り付けることはできません。

ヒント: 貼り付けられたアクターが現在のビューポートに表示されない場合は、選択をズーム または ウィンドウにフィット を使用します。

貼り付けの結果は内容により異なります。ここでは、クリップボードから内容を貼り付けるとどのような結果が想定されるかを説明します。

ビューポート内でアクターが貼り付けられる位置は、内容の種類およびアクターが形状に関連付けられている（接続されている）かどうかに応じて異なります。ここでは、クリップボードの内容ごとの貼り付け位置について説明します。

クリップボードの内容	貼り付け位置
2D コラボレーション アクター	元の位置に元のアクターから若干オフセットされて貼り付けられます。 コマンド実行前 の実行後
形状アクター	元の位置が保持されます。元のアクターがその位置に存在する場合は、元のアクターに完全に重なる位置にコピーされます。
関連付けなしの 3D コラボレーション アクター	元の位置が保持されます。元のアクターがその位置に存在する場合は、元のアクターに完全に重なる位置にコピーされます。
関連付けありの 3D コラボレーション アクター: 関連付けられたアクターが見つかった場合（GUID 一致）	関連付けられたアクターのローカル座標系内で位置が保持されます。
関連付けありの 3D コラボレーション アクター: 関連付けられたアクターが見つからなかった場合	容易に再接続できるように、貼り付けられたアクターがビューポートの中央付近に円形に配置されます。
他のアプリケーションのテキストおよびイメージ	ビューポートの現在のマウス位置にアクターが作成されます。