エンティティグループを使った作業
作図エンティティをエンティティグループとしてまとめることができます。
エンティティをグループ化することにより、グループ内のすべてのエンティティを一度に操作(移動、回転、ミラー、スケール)できます。ただし、エンティティグループ内の個別のエンティティを編集(交差、ストレッチ等)することも可能です。
エンティティをグループ化することにより、グループ内のすべてのエンティティを一度に操作(移動、回転、ミラー、スケール)できます。ただし、EntityGroup 表示モード(EntityGroup display mode)を変更すれば、エンティティグループ内の個々のエンティティ(交差、ストレッチなど)を引き続き編集できます。
エンティティグループには何時でもエンティティを追加、削除できます。
エンティティは複数のエンティティグループのメンバーにすることができます。エンティティグループは他のエンティティグループに含めることもできます。
ブロックとエンティティグループの違いは次のとおりです。
- ブロックには固有の挿入点があります。エンティティグループにはありません。
- ブロックは図面内で複数のオカレンスを持つことができます。ブロックの定義を変更すると、すべてのオカレンスも更新されます。エンティティグループはこのような動作となりません。
- グループはコピーすることができます。別のエンティティグループからコピーで作成されたエンティティグループは、別個のエンティティの集合です。ブロックはそれぞれ一意の名前を持っていますが、その参照はそうではありません。
名前なしと名前付きのどちらのエンティティ グループも作成できます。
次のトピックでは、エンティティ グループの作成および管理を行うコマンドについて説明します。