線種のロードと設定(Loading and Setting LineStyles)
線種のロードと設定には LineStyle コマンドを使用します。 図面上の現在アクティブなセグメントに対して表示する線種を選択してください。
線種のパターン定義と線種定義ファイルの構文設定については線種のカスタマイズ(Customizing LineStyles)を参照してください。
線種をロードするには:
- 形式(Format) > 線種(Line Style)をクリック(またはLineStyleコマンドを入力)します。
- ダイアログボックスでロード(Load)をクリックします。
線種をロード(Load LineStyles )ダイアログボックスに .lin ファイルに含まれる線種が表示されます。
- 参照(Browse)により線種ファイルを選択し、開く(Open)をクリックします。
- リストで1つ以上の線種を選択します。
複数の線種を選択するには、Ctrlキーを押しながら線種を選択してください。
- OK
をクリックします。
選択された線種が線種(Line Style)ダイアログボックスに表示されます。 ただし、選択した線種が自動でアクティブな線種になるわけではありません。 利用可能な線種の一覧に追加されただけです。 アクティブな線種は明示的な設定が必要です。
- OK をクリックします。
アクティブな線種を設定するには:
- 形式(Format) > 線種(Line Style)をクリック(またはLineStyleコマンドを入力)します。
- 表示(Show)において、ダイアログボックスに表示したい線種を選択します:
- 全ての線種(All LineStyles)
- 使用中の線種(LineStyles in Use)
- 参照されている線種(Referenced LineStyles)
- 選択したオプションを反転するには、フィルタ反転(Reverse Filter)をクリックします。
たとえば、使用中の線種(LineStyles in Use)を反転すると、すべての未使用な線種が表示されます。
線種リストには、線種に対する点線パターンが表示されます。 これらの線種は線種定義からロードするか、あるいは図面から継承することが可能です。
あらゆる図面には3種類の線種定義があります:
- 連続(Continuous): パターンを持たない実線。
- ブロック指定(ByBlock): エンティティは、それらがブロックに分類されるまで、実線で描画されます。 図面にブロックを挿入すると、そのエンティティは本線種設定を継承します。
- 画層指定(ByLayer): 新しいエンティティには、それらの配置先となる画層の線種が適用されます。
- アクティブ化したい線種を選択します。
- アクティブ化(Activate)をクリックします。
この線種は新しいエンティティの描画時に使用されます。 アクティブ画層の線種は変化しません。
線種を削除するには:
- 形式(Format) > 線種(Line Style)をクリック(またはLineStyleコマンドを入力)します。
- リストで1つ以上の線種を選択します。
- 削除(Delete)をクリックします。
線種の削除は使用されていない線種に対してのみ行えます。
線種を編集するには:
- 形式(Format) > 線種(Line Style)をクリック(またはLineStyleコマンドを入力)します。
- リストで線種を選択します。
- パラメータ表示(Show Parameters)をクリックし、パラメータ(Parameters)で次のオプションを編集します:
- 名前(Name): 図面に格納する線種定義の名前を指定します。
- 説明(Description): 線種(Line Style)ダイアログボックスに表示する線種に対する注釈や記号表現を指定します。
- グローバル尺度(Global scale): 測定単位にフィットするように線種のスケールを設定します。
- エンティティ尺度(Entities scale): 線種共通の尺度係数に相対的な新しいエンティティに対する線種の尺度係数を設定します。
- シートの単位に基づいた尺度設定(Scale based on sheet's units): ビューポートのスケールと同じスケールを用いた線種の描画を強制します。 線種のスケールをモデルとシートで等しくするには、このオプションを選択解除します。
既存作図エンティティの線種を変更するには:
次のいずれかを行います:
コマンド: 線種
メニュー: 形式(Format) > 線種(Line Style)