
SOLIDWORKS Visualize は、Dassault Systèmes の Enterprise PBR シェーディング モデル(DSPBR)を使用して、金属、ガラス、プラスチック、およびその他のサーフェスの写実的な外観を厳密に再現します。
DSPBR は、物理ベース レンダリング用の外観モデルであり、3DEXPERIENCE® Platform の多くのレンダリングでサポートされています。シェーディング モデルは使いやすく、レンダリングに依存しません。これはパラメータを組み合わせて、薄板およびボリューム オブジェクトの透明度など、金属および非金属の外観を記述します。また、放射、クリアコート、メタリック フレーク、光沢などの効果を表し、幅広い外観に対応します。
SOLIDWORKS Visualize は、幅広い材料タイプとサブタイプの外観を提供します。完全な Enterprise PBR シェーディング モデル(Enterprise PBR Shading Model)は、30 を超えるパラメータで構成されるため、複雑になる場合があります。これらのパラメータは、特定の外観タイプ(Appearance Types)に適した複数のカテゴリに分類されています。これにより、不要なパラメータが非表示になり、ユーザー インターフェイスが単純化され、操作性が向上します。使用可能な外観タイプ(Appearance Types)は、 車の塗料(Car Paint)、金属(Metal)、基本(Basic)、放射型(Emissive)、テキスタイル(Textile)、皮革(Leather)、木材(Wood)、ガラス(Glass)、 プラスチック(Plastic)です。
以下の機能強化が含まれています。
- 外観タイプの選択とパラメータの最適化のために簡略化されたインターフェイス。リストから、またはサムネイル画像をクリックして、外観タイプを選択できます。
- ほぼすべてのパラメータのテクスチャとテクスチャ マップを調整する機能。これにより、より優れた制御性と忠実度が実現されます。
- 法線マップと変位マップを組み合わせ、ベクトル変位を適用する機能。
- サンプル プロジェクトなどのアセットは、DSPBR 外観を示すために更新され、改善されています。クラウド コンテンツ ライブラリで、追加の外観とアセットを使用できます。
既存のファイルを DSPBR 外観に変換する必要はありません。従来の外観タイプで作成されたファイルで操作を続行することも、それらを DSPBR タイプに変換することも可能です。新しいファイルでは、DSPBR 外観タイプを使用する必要があります。