参照スケッチへの外部参照の維持(2025 SP1)

コピーを指定保存して続行(Save as Copy and Continue)を使用して部品をコピーすると、コピーした部品内で参照スケッチへの外部参照が維持されます。

外部参照は、Microsoft® のファイル エクスプローラを使用して、参照スケッチを含む部品をコピーするときに維持されます。

参照スケッチへの外部参照を維持するには:
  1. 2 つの部品を含むモデルを開きます。

    この例では、Part 1 がグラフィックス領域に表示されます。

  2. 参照スケッチを作成します。
    1. Part 2 を右クリックし、部品編集(Edit Part) をクリックします。
    2. Ctrl キーを押しながら、Part 1 のスケッチと、Part 2 の平面を選択します。

    3. 挿入(Insert) > 参照スケッチ(Derived Sketch)をクリックします。
    4. 確認コーナーをクリックして、コンテキスト編集モードを終了します。
    5. ファイル(File) > すべて保存(Save All)をクリックします。
      Part 2 に Part 1 の参照スケッチが含まれます。

  3. 参照スケッチを含む部品のコピーを作成します。
    1. Part 2 を右クリックし、部品編集(Edit Part) をクリックします。
    2. ファイル(File) > 指定保存(Save As) > コピーを指定保存して続行(Save as Copy and Continue)をクリックします。
    3. 新しい部品を Part 3 として保存します。
    4. コンテキスト編集モードを終了します。
  4. 新しい部品をモデルに挿入します。
    1. 挿入(Insert) > 構成部品(Component) > 既存の部品/アセンブリ(Existing Part/Assembly) をクリックします。
    2. ダイアログ ボックスで、Part 3 を選択し、部品を追加します。

      Part 2 と Part 3 には参照スケッチが含まれています。

  5. 最初の部品を更新します。
    1. Part 1 でスケッチを右クリックし、スケッチ編集(Edit Sketch) をクリックします。
    2. 寸法を変更します。
      Part 1 の寸法が、200mm から 170mm に変更されました。

    3. コンテキスト編集モードを終了します。

      Part 3 は更新された寸法を使用し、参照スケッチは定義されたままになります。