一時構成部品のプラットフォームへの保存(2025 FD01)

SOLIDWORKS 以外のファイルを開く際、一時 SLDPRT ファイルを派生出力(DOS)としてプラットフォームにアップロードできます。

特典:この更新により、SOLIDWORKS 以外のデータの操作方法が簡略化され、ファイルを開くワークフローのパフォーマンスが改善されます。この拡張機能は、CATIA V5、NX、Creo、Inventor、および Solid Edge を含む、さまざまな MCAD 形式に適用されます。

一時 SLDPRT ファイルとは、非ネイティブ CAD データをインポートする際に SOLIDWORKS が生成する一時ファイルです。SOLIDWORKS では、元のファイルを毎回再インポートする代わりに、一時 SLDPRT ファイルがプラットフォームに保存されます。今後開くために、SOLIDWORKS は保存した SLDPRT を直接ダウンロードして使用するため、ファイルを再インポートする必要がありません。

SOLIDWORKS 以外のファイルを初めて開くと、SOLIDWORKS はデータをインポートし、一時 SLDPRT ファイルをバックグラウンドで DO としてアップロードします。このアップロードにより、他のユーザーやセッションは再インポートせずにファイルを再利用できます。以降のオープンでは、SOLIDWORKS はプラットフォームから SLDPRT DO を取得し、プロセスを簡略化し、時間を節約します。

同じプラットフォームで異なるバージョンの SOLIDWORKS を使用している場合、古いバージョンでは新しいバージョンで作成された DOS を再利用できません。このような場合は、エラー メッセージが表示されます。

一時 SLDPRT ファイルは編集できますが、これらの編集は元の SOLIDWORKS 以外のファイルを更新しません。ローカル キャッシュから現在のファイルにアクセスするプロセスは、変更されていません。