ユーザー定義タスク(Customized Tasks)

SOLIDWORKS から提供されるタスク アドインが必要性を満たさない場合には、それらを変更したり、専用のタスク アドインを作成することが可能です。

既存タスクのカスタマイズ

プログラミングの知識があれば、変換(Convert)や印刷(Print)タスク内のスクリプトを変更することが可能です。

タスク コードの表示や変更は、アドミニストレーション ツールでの設定を行いながら、詳細スクリプト作成オプション(Advanced Scripting Options)ダイアログ ボックスを用いて行います。

  • 変換タスクを設定する際は、ファイル詳細を出力(Output File Details)ページで詳細スクリプト作成オプション(Advanced Scripting Options)をクリックします。
  • 印刷タスクを設定する際は、ファイル(Files)ページで詳細スクリプト作成オプション(Advanced Scripting Options)をクリックします。

ユーザー定義タスク アドインの作成

プログラマは SOLIDWORKS PDM API を使用してアドインを作成し、環境固有のタスクを実行できます。

タスク アドインの作成には、Visual Basic.Net、C#、または C++によるプログラミングが必要です。

タスク アドインによって、タスク実行機能が拡張されます。 たとえばタスク アドインは、Microsoft Word のファイルを開いて、.html などの別の形式で保存できます。

タスク アドインのプログラムにより、次のようなことが可能です:

  • タスク命令の一部として、パラメータとデータをタスク実行機能に送信する
  • 任意の MS-DOS®/Windows コマンドを実行する
  • 任意の数のパラメータを使用して Windows プログラムを実行する
  • 任意の Windows プログラムにコマンドを渡す
  • プリンタやプロッタといったインストール済みのリソースにアクセスし、コマンドを送信する

ボルトにアドインをインストールしたら、タスクの新規作成により、該当するアドインが定義するタスクをタスク(Tasks)ノードに追加することが可能です。