複数の疲労イベント

複数の疲労イベントに対する交番応力の評価は、イベントがランダムに発生するか、独立して発生する(イベント間の相互作用なし)かによって異なります。 疲労解析 ダイアログ ボックスでは、複数の疲労イベント間の補間のタイプを設定できます。

相互作用無し SOLIDWORKS Simulation は、交番応力をイベントごとに個別に評価します。 各疲労イベントは、他のイベントから独立して発生します。 すべてのイベントからの損傷要因が順番に追加されます。
不規則な相互作用 ソフトウェアは、交番応力を評価する場合に、異なるイベントの最大応力の組み合わせの可能性を考慮します。

ソフトウェアは、各節点における疲労イベントの可能なペアすべてを考慮して最大交番応力を評価します。 その後プログラムは、マイナー則と ASME ボイラーおよび圧力容器規格を使用して、変更された疲労イベントのセットを定義します。

イベント間の不規則な相互作用を考慮するオプションでは、別のイベントからの応力ピークとの差が大きい場合、定義したイベントを連続して適用するよりも損傷率が高くなると予測します。 このようなケースでは、2 つの疲労スタディを実行することをお勧めします。1 つはイベント間に相互作用がないバージョンで、もう 1 つはイベント間に不規則な相互作用があるバージョンです。 これらの結果を比べれば、オプションの設定によって、損傷率と損傷場所に違いがあることが判明します。