固体モデルの対称拘束条件(Symmetry Restraints for Solid Models) 固体モデルの場合、対称となる平面に一致するすべての面は垂直方向に移動しないようにする必要があります。 対称 拘束タイプは選択したすべての面にこの条件を自動的に設定します。 対称面は、互いに直交する必要があります。 対称では、対称なジオメトリ、拘束条件、荷重、および材料特性が必要です。一般に、座屈解析と固有値解析には対称の使用は推奨されません。 一つまたは複数の平面に関して対称となるモデルの例を以下に示します。 このモデルは1つの平面に関して対称です。 モデルの半分を使って解析できます。 対称 となる面に対称拘束タイプを設定してください。 このモデルは2つの平面に関して対称です。 モデルの1/4を使って解析を行えます。 対称 となる面に対称拘束タイプを設定してください。 モデルが 3 つの面について対称の場合は、モデルの 8 分の 1 で解析できます。 このモデルは軸対称です。 切断しても平面が垂直方向へ変形しない荷重が設定されている場合(たとえば、半径方向にかかる圧力荷重)、モデルの一切を解析できます。 360o で割り切れる一切の角度を使用します。 実際的には、極端に小さい角度では、メッシュの結果が不良になります。 正接荷重が存在し、断面が平面に対して垂直に変形される場合は、周期対称を使用してください。 親トピック対称(Symmetry) シェル モデルの対称拘束条件 周期対称(Cyclic Symmetry) 周期対称の有効な断面の作成 円形モデルの解析