トータル変位 |
部品が成形され、室温まで冷却された後の部品のすべての変形を表示します。 この結果には、シミュレーションされたすべての応力および熱効果が反映されています。 |
変位 – 不均一収縮(Deformation – Nonuniform Shrinkage) |
成形温度が均一でないことや、部品の薄肉部分と厚肉部分の間で冷却速度に差があること、溶融流れの方向と溶融流れに対して横方向との間で収縮の変化があることに起因する可能性のある変形を示します(一般に、サーフェス領域全体または成形部品のボリューム全体で圧力、温度、せん断応力の分布が均一でないことに起因します)。 |
変位 – 冷却差(Deformation – Differential Cooling) |
射出成形コアとキャビティのサーフェス全体の温度差から生じる不均一な冷却に起因する可能性のある変形を示します。一般に、不均一な部品冷却は、不均一な収縮と金型内応力につながり、どちらも反りの原因となります。 |
変位 – 配向効果(Deformation – Orientation Effects) |
ガラス短繊維やカーボン短繊維など、材料内のフィラーの方向による異方性に起因する可能性のある変形を示します。フィラーがない材料では、この変形は無視できます。 |
金型内残留 von Mises 応力(In-mold Residual von Mises Stress) |
金型内冷却時間の終了時における、部品内部の残留 von Mises 応力の大きさを表示します。 |
型内の変位 |
充填、保圧、金型内冷却の各過程で発生する応力による変形の部分を示します。 この応力には、部品が金型内にある間の不均一な冷却および固化による効果が含まれます。 |
離型時残留 von Mises 応力(De-molding Residual von Mises Stress) |
部品が室温まで冷却され、自由に変形できるようになった後に残る応力の大きさを表示します。 |
急冷熱変位 |
成型品の離型過程の後、部品が室温まで冷却される間の熱収縮に関連する応力により発生する変形の部分を表示します。 |