簡略化 PropertyManager（Simplification PropertyManager）
簡略化作業では、メッシュ フィーチャーの頂点数を減らすか、点群フィーチャーの点数を減らし、結果としてファイル サイズを小さくします。 点群データ サイズが大きい場合、メッシュを効果的に作成するために、ほとんどの場合で簡略化作業が必要です。 メモリ不足を知らせる警告メッセージが表示された場合は、点群のノイズを削除し、モデルを簡略化してパフォーマンスを改善してください。
メッシュ全体または一部を簡略化できます。
グラフィックス領域のモデルを注意して見ていてください。データを簡略化しすぎると、小さいフィーチャーが削除されてしまいます。
簡略化作業は、
を一度クリックすると取り消すことができません。 前の点群データに戻る場合は作業をキャンセルし、メッシュ ウィザードを再開始してください。
グローバルな簡略化（Global Simplification）
縮小率(%)（Reduction amount (%)）: メッシュまたは点群のサイズを指定率に従って縮小します。
ターゲット メッシュ サイズ（Target mesh size）またはターゲット点群サイズ（Target point cloud size）: メッシュまたは点群のサイズを指定の値に縮小します。
薄いメッシュの最適化（Optimize mesh with thin thickness）: （ソフトウェアがモデルを薄肉部品として検知した場合のみ利用可能になります。） 薄肉部品（一般的に、薄肉プラスチック部品を指します）を認識し、その作成準備を最適化します。
ローカルな簡略化（メッシュ ファイルのみ）（Local Simplification (Mesh Files Only)）
簡略化するローカルな（局所的な）領域を選択し、スライダーで簡略化の度合いを調整します。
ボックス選択 
（Box Selection)
自由選択 
（Lasso Selection）
多角形選択 
（Polygon Selection）
ﾌﾞﾗｼ選択 
深さ調整を許可（Allow selection depth adjustment）: メッシュにおける選択指定深さを設定し、選択領域をスムーズ化します。 選択指定深さを調整する境界ボックスは、モデルが表示されている方向に基づきます。 
反転選択(Invert selection）: ローカルな簡略化を反転選択（Invert selection）オプションと組み合わせて使用することで、特定の領域を維持しながら、モデル内にある残りの部分を簡略化することが可能です。
ファイルを簡略化するには:
ターゲット メッシュ サイズ（Target mesh size）またはターゲット点群サイズ（Target point cloud size）の縮小率(%)（Reduction amount (%)）を設定します。
PropertyManager に元のメッシュ サイズ（Original）、最終メッシュ サイズ（Final Mesh Size）、あるいはターゲット点群サイズ（Point Cloud Size）が表示されます。 モデルは自動的に更新されます。
メッシュ ベース モデルの一部のみを簡略化する場合は、ローカルな簡略化（Local Simplification）でツールを選択し、簡略化する領域を選択してスライダーを調整します。
をクリックします。
点群の場合、ScanTo3D によって点群からメッシュが作成されます。
関連トピック
ScanTo3D の概要（ScanTo3D Overview）