カメラ ベースのアニメーションとカメラ表示（Camera-Based Animations and Camera Views）

カメラ表示や他のプロパティを変更し、モーション スタディでカメラ ベースのアニメーションを作成することができます。

次のカメラ プロパティを変更できます:

• 位置

• 視野

• ロール

• ターゲット ポイントの位置

• 被写界深度（レンダリングされたモデルのアニメーションでのみ有効です）

別の時間に、異なるカメラで撮影したアニメーションを表示することもできます。

カメラがモデルに近づいていくだけのシンプルなアニメーションを作成することもできます。 動きにバリエーションを加えたり、より精巧なアニメーションを作成できます。

カメラ ベースのアニメーション（Camera-based Animations）

次の方法でカメラ ベースのアニメーションを作成できます。

• キーポイント（Key point）: キーポイントを使用して、カメラ プロパティ（位置、被写界深度、照明など）を有効にできます。

• カメラ スレット（Camera sled）: カメラにスケッチ エンティティを添付し、カメラ スレッドの動作パスを定義します。

カメラ表示(Camera View)

カメラ表示の方向は、図面の標準方向（正面、平面（上面）、右側面など）と似ています。 カメラ表示のシーケンスを作成し、長期的なカメラ動作を定義できます。

モデルを中心にカメラを移動させ、次のようにアニメーションを定義できます:

• 表示方向を変更するためのキーポイントの追加

• 表示方向をカメラを通して設定し、カメラをキーポイントに従って移動

以下を行うことができます：

• カメラ表示の定義に1つあるいは複数のカメラを指定できます。

• モデルを回転、パニング、拡大/縮小し、アニメーションを定義します。

• 長期的なカメラ表示方向のシーケンスを使用して、アニメーションを定義します。

特定のカメラを通してアニメーションを表示するためのカメラ表示を選択するには:

1. アニメーションにカメラを追加します。

2. MotionManager デザイン ツリーでカメラを右クリックし、カメラ表示（Camera View）を選択します。

カメラを使用する場合と使用しない場合の違い（Comparison of Using a Camera Versus not Using a Camera）

カメラ ベースのテクニックを使用してカメラの動きで表示が変更するアニメーションを作成するか、表示方向を定義してモデルの動きを指定するアニメーションを作成することができます:

• アニメーションの作成にカメラを使用する場合は、カメラを通して表示を設定し、モデルを中心にカメラを移動するためのキーポイントを作成します。 カメラを通した表示方向の設定と、カメラを移動させることの組み合わせによって、カメラがモデルを中心に移動した場合のアニメーションを作成します。

• アニメーションの作成にカメラを使用しない場合は、モデルの各表示方向にキーポイントを定義する必要があります。 キーポイントを追加して表示を異なる位置に設定すると、表示方向の指定によるモデルの動きをアニメーションとして作成することができます。