キーポイントを使用したカメラ ベースのアニメーション作成(Creating Camera-based Animations Using Key Points)
キーフレームのキーポイント(key points)でカメラ プロパティを定義し、アニメーションを作成できます。 キーポイントでは、照明プロパティも定義できます。
時間の 00:00:00 キーフレームをカメラを通して設定した場合、アニメーション全体がカメラを通して表示されます。(別のキーポイントを表示方向を変更するために追加した場合は異なります。)
カメラのコントロール(Camera Controls)
カメラのファインダー越しにカメラの移動をコントロールできます:
ターゲット パスに沿って移動
平面の表示の上下、左右移動
ピッチとヨーの使用
ターゲット ラインを中心にカメラを回す
次のマウスとキーボードの組み合わせでカメラ表示をコントロールできます:
キーボード/マウスの動作 |
カメラの動作 |
ポインタ |
マウス中ボタン |
回転 |

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Ctrl + マウス中ボタン |
パニング |

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Shift + マウス中ボタン |
拡大/縮小 |

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Alt + マウス中ボタン |
ターゲット ラインを中心としてロール回転 |

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Ctrl + Alt + マウス中ボタン |
カメラを現在の位置で回転 |

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グラフィック領域でカメラ コントロールをドラッグすることも、カメラ PropertyManagerでプロパティを指定することもできます:
カメラの位置(Camera Position): スケッチ エンティティをカメラ スレッドに添付します。 カメラの位置をX、Y、Z軸に沿って変更します。
ターゲット ポイント(Target Point): カメラのスレッドの別のスケッチ エンティティにターゲット ポイントを添付するか、カメラに写るターゲット オブジェクトのスケッチ エンティティに添付します。
視野(Field of view): カメラに写る領域を操作します。 広い視野のパース表示から狭い視野へとコントロールします。
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カメラを追加すると、画面が2つのビューポートに分割されます。 左側のビューポートにカメラを添付して操作し、結果を右側のビューポートでプレビュー表示することができます。
キーポイントを定義してカメラ ベースのアニメーションを作成するには:
モデルを開き、モーション スタディ タブをクリックします。
デフォルトで、タブ名はモーション スタディ1になります。
DisplayManagerの シーン、照明、カメラ(Scene, Lights, and Cameras)の下で、カメラ(Camera)フォルダを右クリックし、カメラ追加(Add Camera)を選択します。
グラフィックス領域が2つのビューポートに分割されます。(カメラ表示のビューポートは右側になります。)

タイムラインは00:00:00 で設定されています。
カメラ PropertyManager でカメラ位置固定(編集時を除く)(Lock camera position except when editing)が選択し、不必要なモデルの動作がキャプチャされないようにします。
数値コントロールの表示(Show numeric controls)を選択し、ターゲット ポイントとカメラ位置を正確にコントロールできるようにしてください。
をクリックし、カメラ位置と設定を確定します。
表示キーの作成を有効にします。
タイムラインをアニメーション シーケンスの最初の中間時間までドラッグします。
照明、カメラ、シーン
(MotionManager デザイン ツリー)を展開し、位置を編集するカメラをダブルクリックします。
選択アイテムで位置指定(Positon by selection)内をカメラの位置(Camera Position)(PropertyManager)でクリックします。
グラフィック領域の左側のビューポートでカメラをドラッグし、中間位置に配置します。
例えば、カメラを近くまで動かし、穴の中心にくるように、そして左下まで移動します。
をクリックします。
カメラ1 キーフレームの変更バーがベージュ色になり、アニメーションが 00:00:00 から 00:00:05 までの時間帯で、カメラ1を通して表示されることを表します。

アニメーション シーケンスの各インスタンスで上記のステップ6~10を繰り返します。
例
