SolidWorksタスク アドインで提供される変換(Convert)タスクでは、出力タイプの指定、データ カード変数の割り当て、変換後のファイルに対する命名規則や出力先の設定等を行うことが可能です。 変換プロパティの設定により、変換処理をユーザー入力を介さずに実行することや、変換プロパティのすべてまたは一部を変換タスクの実行ユーザーにより選択させることが可能となります。
ダイアログ ボックス内を移動するには、左パネルで設定フィーチャーを選択するか、戻る(Back)や次へ(Next)のクリックを行います。
この手順では、ファイル変換特有のオプションについて説明します:
- タスク(Tasks)を展開し、変換(Convert)をクリックします。
- 変換 - プロパティ(Convert - Properties)ダイアログ ボックスの左側パネルで、実行方法(Execution Method)をクリックします。
- タスクの実行に使用可能なコンピュータとタスクの実行方法を選択します。
ステート変化によるトリガ実行等、変換の実行を暗黙に行いたい場合は、タスクを実行するコンピュータをシステムに選ばせるか、あるいはタスクを起動したコンピュータでその実行も行う必要があります。
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変換後のファイル フォーマットを選択したり、ユーザーによるフォーマット選択を指示するには、変換設定(Conversion Settings)をクリックします。
選択したフォーマットで高度なオプションがサポートされている場合には、変換オプション(Conversion Options)をクリックし、詳細設定オプション(Advanced Options)ダイアログ ボックスを表示することが可能です。
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コンフィギュレーション(Configurations)タブでは、モデルの変換時に変換されるコンフィギュレーションを選択可能です。
ユーザーがこの設定を変えることを許可(Allow the user to change this setting)を選択すると、変換コマンドを実行したユーザーにより、設定を変更させることが可能です。
このオプションは変換設定(Conversion Settings)ページにあるすべての設定に対して利用可能です。
- シート(Sheets)タブでは、図面の変換時における変換対象シートと、複数シート出力の取り扱い方法を選択可能です。
- ソース ファイル参照(Source file references)では、変換対象となる参照ファイルのバージョンを指定します。
- ソース ファイルのデータ カードから出力ファイルのデータ カードへの変数割り当てを行うには、ファイル カード(File Card)をクリックします。
- 出力ファイル名フォーマットと出力先を指定するには、ファイル詳細を出力(Output File Details)をクリックします。
このパスはユーザーによる変更を許可することが可能です。
このページは次に対しても利用できます:
- 第2の出力ファイルの保存パスの定義。
- ターゲット ファイルからソース ファイルまでの参照を作成。
- 変換結果による同じ名前の既存ファイルの上書きを許可するか、あるいは変換結果を新しいバージョンとして作成するかの指定。
- エラー ログ フォルダの場所変更。
- コマンドの実行スクリプトの変更が可能な詳細スクリプト作成オプション(Advanced Scripting Options)ダイアログ ボックスの表示。
- OKをクリックします。