関数カーブ
関数カーブは、さまざまなタイプのスタディが使用する値の組み合わせを定義します。関数カーブ(Function Curves)ダイアログを使って Simulation カーブ ライブラリの作成および編集ができます。
このダイアログボックスを使用して、頻繁に使用するすべてのカーブをライブラリに含めることをお勧めします。それにより、カーブを他のスタディやドキュメントで適切に使用することができるようになります。
以下のタイプの関数カーブが利用可能です。
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時間カーブ(Time Curve)- 非線形解析、線形動解析、非定常熱伝導解析のスタディのために時刻歴による遷移状況を定義します。
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温度カーブ - 構造解析と熱伝導解析のスタディのために温度による遷移状況を定義します。
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S-Nカーブ(S-N Curve)- 疲労解析スタディの際に参照する静解析スタディで使用する材料の疲労解析プロパティを定義します。
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履歴曲線の読み込み(Load History Curve)- 疲労解析スタディのために変動振幅疲労イベントを定義します。
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周波数カーブ(Frequency Curve) - 調和振動と不規則振動の線形動解析のスタディのために周波数による遷移状況を定義します。
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調和性荷重カーブ
- モーダル時刻歴動解析向けに、調和性荷重を制限関数と余弦関数の和として定義します。
新しいカーブ ライブラリを作成したり既存のカーブ ライブラリを編集したりするには:
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Simulation スタディ ツリーで、スタディ のアイコンを右クリックし、関数カーブの定義(Define Function Curves)を選択します。
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関数カーブ ダイアログ ボックスで:
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参照をクリックして既存のライブラリを選択するか、あるいは新しいライブラリの名前を入力します。Simulation カーブ ライブラリの拡張子はcwcurです。
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カーブ ライブラリ(Curve Library)ボックスで、以下のいずれかを実行します。
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時間カーブ(Time Curve)を右クリックし、曲線を作成(Create Curve)を選択して時間カーブを定義します。
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温度カーブ(Temperature Curve)を右クリックし、曲線を作成(Create Curve)を選択して温度カーブを定義します。
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S-Nカーブ(S-N Curve)を右クリックし、曲線を作成(Create Curve)を選択してS-Nカーブを定義します。
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履歴曲線の読み込みを右クリックし、曲線を作成を選択して、変動振幅疲労イベントを定義するのに使用する履歴曲線の読み込みを定義します。
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周波数カーブを右クリックし、曲線を作成を選択して、調和振動と不規則振動の線形動解析のスタディのために周波数による遷移状況を定義します。
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カーブ名(Name)ボックスで、編集用に既存のカーブ名を選択、あるいは新しいカーブの名前を入力します。
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カーブ データ(Curve Data)ボックスで、以下を実行します。
ファイルのフォーマット(format)はカーブのタイプによって変わります。
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新規の行を追加するには、点(Points)列をダブルクリックします。
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必要に応じてXセルとYセルに値を入力します。カット&ペーストを使用してカーブを読み込むこともできます。
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行を削除するには、行を選択した状態で、Deleteキー押すか右クリックして削除(Delete)を選択します。
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表示(View)をクリックして、カーブをグラフ表示します。
bsp;ここ
をクリックしてプログラムがカーブ定義を超えた領域に達した場合の扱いについて確認してください。
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b から e までの手順を繰り返し、必要な数のカーブを定義してから OK をクリックします。
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保存(Save)をクリックしてライブラリを保存します。どのようなスタディでも、ライブラリ内のカーブを使用することができます。
ライブラリ カーブを表示するには:
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Simulation スタディ ツリーで、スタディ のアイコンを右クリックし、関数カーブの定義(Define Function Curves)を選択します。
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関数カーブ ダイアログ ボックスで:
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参照をクリックして既存のライブラリを選択するか、あるいは新しいライブラリの名前を入力します。Simulation カーブ ライブラリ ファイルの拡張子はcwcurです。
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カーブ ライブラリ(Curve Library)ボックスで、希望のカーブを選択します。
カーブ データがテーブルに表示され、プレビュー(Preview)領域にグラフが表示されます。
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OK をクリックします。