表面粗さ記号
部品の上がり面の状態は表面粗さ記号(surface finish symbol)で指定します。部品、アセンブリ、図面ドキュメントから部品を選択できます。
ISO と関連する設計規格の場合、表面粗さ記号を 2002 年版の標準で選択できます。2002年版の標準で記号表示(Display symbols per 2002)をドキュメント プロパティ - 表面粗さ(Document Properties -Surface Finishes)で選択します。
表面粗さ記号は記号(Symbol)と加工模様(Lay Direction)を組み合わせています。
例:
標準記号と加工模様がなしの場合: 
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加工が必要であることを表す記号と加工模様がなしの場合:
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加工が必要であることを表す記号と加工模様がクロスの場合: 
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加工が不必要であることを表す記号と加工模様がなしの場合: 
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表面粗さ記号を挿入するには:
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アノテート アイテム ツールバーの表面粗さ記号
をクリックするか、挿入、アノテートアイテム、表面粗さ記号を選択します。
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PropertyManagerのプロパティを設定します。
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グラフィックス領域内をクリックして記号を配置します。
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複数インスタンス(Multiple instances)-複数回クリックすると、その数だけコピーを追加できます。
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各インスタンスの編集(Editing each instance) -記号の各インスタンスについて、PropertyManagerでテキストとその他のアイテムを変更できます。
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引出線 (Leaders)-記号に引出線がある場合は、一度クリックして引出線を配置し、もう一度クリックして記号を配置します。
記号は、添付エッジの角度に対して配置されます。
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OK
をクリックします。
ドラッグ
引出線の付いた表面粗さ記号は任意の位置に移動できます。引出線のない記号をエッジに添付した場合、モデルエッジからドラッグして移動すると、延長線が作成されます。
面粗さ記号をエッジ上にロックされているようにしておくために、一番下のハンドル以外、どこからでも記号をドラッグしてください。

編集
表面粗さ記号を編集するには、記号を選択します。
複数の引出線
引出線の添付点をCtrlキーを押しながらドラッグし、既存の記号にさらに引出線を追加できます。