幾何公差(Geometric Tolerancing)
幾何公差は、フィーチャー コントロールを使用して部品や図面に幾何公差記号を追加します。SolidWorks は、ANSI Y14.5 版の真位置幾何公差表示をサポートしています。
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引出線の有無に関わらず、記号を、図面、部品、アセンブリ、スケッチの任意の場所に配置したり、寸法線の任意の場所に添付したりできます。

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幾何公差記号の プロパティ ダイアログボックスでは、選択した記号に応じて選択できるアイテムが異なります。選択した記号に適切な属性だけ選択できます。
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幾何公差記号は、任意の数のフレームをもつことができます。
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ポインターが幾何交差記号の上にあるとき、それは
に変わります。
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ダイアログボックスを閉じずに、複数の記号を配置できます。
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複数の引出線を表示できます。
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引出線の添付点をCtrlキーを押しながらドラッグし、既存の記号にさらに引出線を追加できます。
幾何公差記号を作成するには:
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次のいずれかを行います:
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部品では、
幾何公差
(Geometric Tolerance) (
DimXpert
ツールバー) をクリックするか、ツール(Tools)、DimXpert、幾何公差(Geometric Tolerance)をクリックします。
部品のDimXpert-概要
(DimXpert for Parts Overview) を参照してください。
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図面では、(アノテート アイテム ツールバーの)幾何公差
(Geometric Tolerance)をクリックするか、挿入(Insert)、アノテート アイテム(Annotations)、幾何公差(Geometric Tolerance)を選択します。
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プロパティダイアログボックスと幾何公差 PropertyManagerのオプションを設定します。
アイテムを追加する毎にプレビューが表示されます。
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クリックして記号の位置を決定します。
自動引出線
(Auto Leader)を使った幾何公差記号を挿入する場合、 ポインタをエンティティ上に置いてエンティティをハイライト表示し、引出線を添付します。引出線は、ポインタをエンティティ上に置くまで表示されず、
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OK をクリックします。
幾何公差記号を図面に添付するには:
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幾何公差記号を作成します。
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記号をドラッグし、寸法上にドロップします。
寸法に添付した後、記号を移動するには、寸法の外まで記号をドラッグします。
幾何公差記号を図面から分離するには:
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幾何公差記号を選択します。
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記号のハンドルをクリックし、記号を寸法から離すようにドラッグします。

寸法に添付された幾何公差記号を分離して、添付されない幾何公差記号を作成するには:
Ctrl キーを押したまま、添付記号を別の領域までドラッグします。

関連トピック
DimXpert 自動寸法スキーム PropertyManager(DimXpert Auto Dimension Scheme PropertyManager)
DimXpert 幾何公差オプション(DimXpert Geometric Tolerance Options)