このダイアログ ボックスで、古いファイルやバージョンを処理します。これらのファイルを、ボルト アーカイブ外のコールド ストレージへ移動できます。また、古いファイルを削除することもできます。これらの操作は、一緒に、あるいは別々に行うことができます。
削除した後も、バージョン履歴は保持されます。コールド ストレージからアーカイブ サーバーへバージョンをコピーすることはできません。
このダイアログボックスを表示するには:
ボルト を展開して コールド ストレージ スキーマ を右クリックし、新規コールド ストレージ スキーマ を選択します。
スキーマ名(Schema name) |
このルールのセットを識別する名前です。 |
アーカイブ サーバー |
ボルトをホストしているサーバーです。ホストしているサーバーが複製ボルトに一覧表示されます。 |
このスキーマの一部であるフォルダ(Folders that are part of this schema) |
リストへフォルダを追加すると、そのフォルダとサブフォルダが処理されます。ボルト全体を処理するには、ボルトのルート フォルダを追加します。 |
定義済みの間隔(Predefined intervals) |
コールド ストレージ処理を行う間隔を選択します。例えば、毎時間、毎日(Every hour, every day)等を選択します。 |
間隔の文字列(Interval string) |
ユーザー定義のスケジュール を選択する時は有効にします。 |
間隔文字列(Interval string)
スケジュールには、形式があります。
「分 時 平日」という形式です。
ここで、
- 分: 0 ~ 59 の数値を使用します。
- 時: 0 ~ 23 の数値を使用し、0 は真夜中を表します。
- 平日: 1 ~ 7 の数値を使用し、1 は月曜日を表します。
各セクションは、空白で区切られます。 セクションには、単一の数値、範囲(1-7)、またはリスト(0,15,30,45)を含めることができます。 アスタリスクは、全範囲を表します。 例:
0 0 * |
毎日真夜中に実行します。 |
0 2 1-5 |
毎週月曜から金曜まで午前 2 時に実行します。 |
0 * * |
毎日毎時ちょうどに実行します。 |
0 */2 * |
毎日、2 時間おきに実行します。 |
0,15,30,45 * * |
毎日、15 分おきに実行します。 |
0,30 * 1-5 |
月曜から金曜まで 30 分おきに実行します。 |
0 6-18 1-5 |
月曜から金曜の午前 6 時から午後 6 時まで 1 時間おきに実行します。 |
時刻は、サーバーの現地時刻です。
コールド ストレージ メソッド
アーカイブ ファイル削除(Delete archive files) |
古いファイルのバージョンの削除履歴をボルトの履歴から削除します。 この動作は元に戻すことができません。削除の前に、アーカイブをバックアップしていることを確認してください。
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アーカイブ ファイルをフォルダに移動(Move archive files to folder) |
古いバージョンのファイルをアーカイブの外に移動します。 パス コンポーネントを組み合わせてフォルダ名を入力します。たとえば、c:\ColdStoreと、>をクリックして使用できる変数コンポーネントを組み合わせます。 例: c:\ColdStore\Year (2) Month (2) Counter-04
アーカイブ サーバー (Archive server) で選択した Enterprise PDM アーカイブ サーバーが稼働しているコンピュータからアクセス可能なパスを指定する必要があります。
UNC パスを指定した場合、アーカイブ サーバー サービスは、通常はシステム ユーザー アカウントで実行されます。このアカウントは、デフォルトでネットワークへのアクセス権がありません。 ネットワークにアクセスするには、サービス ログオン アカウントを変更して、指定されたユーザーとしてサービスを実行します。
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メディア名(Media name) |
コールド ストレージのインスタンスを置くサブディレクトリです。 メディア名はファイル履歴に加えられます。 一意性を確保するために、Counter変数を使用します。
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バージョン
1アーカイブにつき保持するバージョンの数(Number of versions to keep per archive) |
指定したバージョン数を保持します。古いバージョンを削除、またはコールド ストレージに移動します。例えば、4を指定した場合は、5番目とそれより古いバージョンが処理されます。ファイルの最新バージョンは、常にアーカイブ サーバーに保持されます。 |
リビジョンを持つバージョンをコールド ストレージに移動しない(Never move versions with revisions to cold storage) |
(推奨)リビジョンを持つバージョンを処理しません。ラベルが付加されたバージョンは、常にコールド ストレージから除外されます。ご注意ください。 |