データベース(Database)
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Enterprise PDMのビルトイン データベース メッセージ システムです。 通知は、受信者のボルトの受信トレイに送信されます。 通知メッセージはクライアントのボルト ビューからのみアクセスできます。 ユーザーは、システム トレイ アイコンをクリックするか、ボルトの受信トレイ()を表示して、通知を確認します。
- 外部電子メールをデータベース メッセージ システムからユーザーのボルト受信トレイへ送信することはできません。
- 自動通知(ワークフロー、API等によりトリガされる)を使用するにはEnterprise PDMデータベース サーバーが利用可能であり、正しく設定されていることが必要です。 通知が送信されていない場合には、データベース サーバー サービスが動作しており、アプリケーション ログにエラーが出力されていないことを確認してください。
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SMTP
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Enterprise PDM はSMTPメール サーバーを使用します。 通知は、Microsoft Outlookなどの外部電子メール アプリケーションに送信できます。 ユーザーが電子メールを受信するためには、プロファイル カードに電子メール アドレスが設定されている必要があります。 SMTPの設定を作成する際、ユーザーにテストメールを送信してアドレスが正しいかどうか確認することができます。
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SMTP 通知の動作に問題がある場合、一時的にデータベース メッセージ システムに切り替えて、通知が正しく生成されていることを確認してください。
トランジション通知を使用してテストする場合、"自分自身"を受信者にしていると通知が生成されません。 ターゲット ユーザーは、ログインして通知をトリガしているユーザー以外にする必要があります。
- 自動通知を使用する場合、SMTPメッセージの発信元がデータベース サーバー サービスを実行しているシステム(通常はSQLサーバー システム)となることにご注意ください。 SMTPサーバーがそのデータベース サーバー サービス システムからのメッセージの転送を許可していることを確認してください。
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電子メール アドレスに送信される自動通知は HTML で構成されます。 メッセージに含まれる各種アクション ボタン(表示(View)、フォルダを開く(Open folder)など)は、メッセージが読まれているコンピュータ上にローカル ボルト ビューが存在しないと動作しません。 また、アクション ボタンは電子メールのセキュリティが厳しく設定されているとトリガされない場合もあることにご注意ください。
- SMTPサーバーとクライアント コンピュータまたは通知を生成するデータベース サーバー サービスの間でSMTPポートがブロックされていないことを確認してください。
- SMTPメッセージが送信されないようにするようなアンチウイルス アプリケーションが存在していないことを確認してください。 メッセージを生成するプロセスに対する例外を作成する必要があるかもしれません:
- クライアント側(ユーザーからユーザーへの通知)では、以下に対する例外を作成します: explorer.exe、inbox.exe
- データベース サーバー サービス側(自動通知)では、以下に対する例外を作成します: ConisioDbServer.exe
- ユーザーのプロファイル カードに電子メール アドレスが指定されている場合、通知は電子メール アドレスにのみ送信されます。 ユーザーのボルト受信トレイに送信されるコピーはありません。
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ユーザーからユーザーへの通知(受信メッセージへの返信、ユーザーへの通知(Notify, A Colleague)オプションを使用している場合等)はメッセージが作成されたクライアント コンピュータから直接送信され、データベース サーバー サービスには依存しません。 SMTPオプションを使用している場合、SMTPサーバーがクライアント コンピュータからのメッセージの転送を許可していることを確認してください。
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