PhotoView 360 は、レンダリングされたアニメーションを *.lxo ファイルに保存します。このファイルには、すべてのデータ (レンダリングされたアニメーションを処理するために必要な外観、シーン、モデル ジオメトリ、およびモーション スタディ定義)が含まれます。 *.lxo ファイルを内部変換することによって、レンダリングされたアニメーションの処理時間を大幅に短縮します。
SolidWorks ソフトウェアの以前のバージョンでは、 モーション スタディのフレームごとに SolidWorks MotionManager でモーションを解決し、そのフレームでモデルを保存します。 その後、PhotoView 360 でフレームごとにモデルを読み込み、レンダリングします。 たとえば、毎秒のフレーム数(FPS)が 30 で 1 秒のアニメーションの場合、SolidWorks ソフトウェアはモデルを 30 回保存し、PhotoView 360 はそのモデルを 30 回読み込んでレンダリングします。 毎回フレームを保存して PhotoView 360 に読み込むのでは相当な時間がかかります。
アニメーション レンダリングのパフォーマンスが向上した理由は、SolidWorks ソフトウェアによってモーション スタディ情報が *.lxo ファイルに保存され、PhotoView 360 は最初にモデルを読み込んだときに、レンダリングするモーション スタディ モデル全体に関するすべての情報を保持するためです。 30 FPS で 1 秒のアニメーションの場合、SolidWorks はモデルを 1 回だけ保存し、PhotoView 360 はファイルを 1 度だけ読み込んでアニメーションのすべてのフレームをレンダリングします。