ジオメトリと荷重対称条件を活用するため、平面対称または周期対称拘束を設定するモデルの場合、結果をフルモデルで表示することができます。 結果をモデルの断面のみでなく、フルモデルで表示すると、モデルの動作をより詳細に観察することができるようになり、モデリングにエラーが存在する可能性がないか特定する際に役立てることができます。
目的とする結果数量の PropertyManager の 詳細設定オプション で、対称結果の表示(Display symmetric results)を選択します。
結果は、実際のジオメトリの 1/2、1/4、または 1/8 を解析するモデルの対称平面に関してミラーリングされます。 周期対称の場合、定義された回転軸の周囲で周期的に繰り返されます。
周期対称の場合、選択された面の間の角度は、360 を均等に分割する必要があります。対称軸は、周期対称を設定する選択された 2 つの平面の交点に位置する必要があります。
結果をフルモデルで表示する新規オプションは、応力、変位、拘束、設計インサイト、安全率プロットと、平面対称拘束と周期対称拘束をサポートするすべてのスタディ タイプで使用できます。
結果をフルモデルで表示するプロットを eDrawings ファイルに保存できます。 モデルに設定される荷重記号、メッシュ、拘束記号は、解析対象のジオメトリ断面でのみ表示できます。対称の平面に関してはミラーリングされません。
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対称拘束を一連の直交する面に設定することで圧力容器の 1/4 が解析されます
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結果はフルモデル ジオメトリで表示されます
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