ユーザー定義列のダイアログ ボックス(Custom Column Dialog Box)

構成部品ファイルで定義されたユーザー定義プロパティやコンフィギュレーション特定のプロパティを使用して、構成部品を並べ替えることができます。 これらのプロパティの関係式を作成し、その結果を使用して構成部品を並べ替えます。

ユーザー定義列 ダイアログ ボックスにアクセスするには:

[アセンブリ可視化 (Assembly Visualization)] パネルで、列ヘッダーの右にある矢印 をクリックし、詳細 をクリックします。

プロパティ(Properties) アセンブリ可視化パネルに表示する構成部品プロパティを設定します。 次の使用可能なプロパティが含まれます:

SW-計算コスト

Costing ツールで計算された構成部品のコストをレポートします。

SW-密度

材料特性に基づいて計算された構成部品の密度をレポートします。

SW-質量

モデル形状と材料特性に基づいて計算された構成部品の質量をレポートします。

SW-材料

材料ダイアログ ボックスまたは [お気に入り] のリストから部品に割り当てた、構成部品の材料をレポートします。

SW-Open 時間

どの構成部品を開くのに最も長い時間がかかるかをレポートします。 このような構成部品をシンプルにするか除去すると、アセンブリを開くために必要となる時間を短縮できます。

SW-再構築時間

構成部品を再構築するための時間をレポートします。

SW-表面積

モデル形状に基づいて計算された、構成部品の表面積をレポートします。

SW-体積

モデル形状に基づいて計算された、構成部品の体積をレポートします。

現在のバージョンに変換済み

構成部品が SOLIDWORKS の現在のバージョンで保存されたかどうかをレポートします。

部品表から除外

(インスタンス特有) 構成部品が構成部品プロパティ (Component Properties) ダイアログ ボックスの部品表から除外 (Exclude from bill of materials) に設定されているかどうかをレポートします。

外部参照

構成部品が、別のモデルに依存して解決されるかどうかをレポートします。

フレキシブル アセンブリ

(インスタンス特有) 構成部品が構成部品プロパティ (Component Properties) ダイアログ ボックスのフレキシブル (Flexible) に設定されているかどうかをレポートします。

完全合致

(インスタンス特有) 構成部品の位置が完全合致しているかどうかをレポートします。

グラフィックス-三角形

構成部品の表示に使用されているテソレーション三角形の数をレポートします。 特定の構成部品でイメージ品質設定の値を増やすと、この三角形の数も増え、パフォーマンスが低下します。 大規模なアセンブリでグラフィック パフォーマンスが低下している場合、構成部品を グラフィックス-三角形 を基準に並べ替えることができます。 その後、三角形の数が多い構成部品を非表示にします。

個数

アセンブリ内の構成部品のインスタンスの数をレポートします。

構成部品で定義されているユーザー定義プロパティとコンフィギュレーション特定のプロパティも使用できます。 SOLIDWORKS Sustainability がインストールされている場合はそのプロパティも使用できます。
完全合致など、インスタンス特有の特性には、その構成部品のインスタンスごとに異なる値を持たせることができます。 SW-質量などのインスタンス特有でない特性については、その構成部品のすべてのインスタンスで同じ値を持ちます。
列ヘッダー 列の上に表示される名前を設定します。 選択プロパティの名前を入力するか、デフォルト名を使用します。
数式使用 関係式のフィールドをアクティブにします。
アセンブリ可視化パネルに表示された値を計算する関係式を設定します。 関係式を作成するには、プロパティで数値アイテムを選択し、演算記号と数値を入力します。 使用可能な演算記号:

加算

減算

乗算

除算

累乗法

関係式の例:

"SW-Volume"*"Quantity"

("SW-SurfaceArea"/144)*"Quantity"