MDT トランスレータは Mechanical Desktop®(MDT)ファイルから部品やアセンブリ情報を SOLIDWORKS 部品、またはアセンブリ ドキュメントとしてインポートします。
デスクトップに MDT をインストールをしておく必要がありますが、MDT トランスレータを使用するのに実行しておく必要はありません。MDTトランスレータは、DXF/DWGインポート ウィザード(DXF/DWG Import Wizard)に統合されています。
MDT から大規模なアセンブリをインポートする場合、SOLIDWORKS では次の操作を実行することを推奨します:
- ファイルを SOLIDWORKS にインポートする前に Mechanical Desktop を開始し、MDT アプリケーションで MDT ファイルを開きます。
- 十分に空きディスク容量(最低 1GB)のあるドライブに MDT ファイルの一時ファイルのパスを指定します。
- ページング ファイルの制限を適切な大きさにします。これは、特に低コンフィギュレーションのシステムに関係するアイテムです。
MDT ファイルには、部品、アセンブリ、図面ドキュメントの組み合わせを含むことができます。MDT トランスレータは、MDTファイルの内容に応じてさまざまな変換オプションを提供しています。MDT トランスレータは、MDT アセンブリ拘束のインポートをサポートしています。
MDT トランスレータは、インポート中、次のアイテムをサポートしています。
- データの複雑さに応じ、130MBのサイズを超過する大規模なMDTアセンブリ ファイル
- 点-点合致と線-線合致を含むすべての合致タイプ
- ときにツールボディと呼ばれるMDT 組み合わせフィーチャー
- MDT ねじ穴フィーチャー(ねじ山のアノテートアイテム)
- MDT 設計テーブル (設計変数テーブル - グローバルな変数シート)
- MDT ワーク フィーチャー (作業平面、作業軸と作業点)
- 複数の非接合なボディを作成するMDTパターン フィーチャー
AutoCAD をコンピュータで使用している場合、SOLIDWORKS で MDT ファイルを開く前に Mechanical Desktop を開き、ファイルが AutoCAD ファイルではなく、MDT ファイルとして認識されるようにします。