参照コンフィギュレーション

参照コンフィギュレーションでは、コンフィギュレーション内に親子関係を定義できます。デフォルトでは、子コンフィギュレーションのパラメータはすべて親コンフィギュレーションとリンクしています。親コンフィギュレーションのパラメータを変更すると、自動的に子にも変更が反映されます。

次の例を参照してください:部品 1(Part1)には 3 つのコンフィギュレーションが存在します:
  • コンフィギュレーションA とC はトップレベルのコンフィギュレーションです。
  • コンフィギュレーションB はコンフィギュレーションA から派生したコンフィギュレーションです。


次の表は、コンフィギュレーションA を変更したときのコンフィギュレーションB、およびコンフィギュレーションC への影響を示しています。
コンフィギュレーションAを変更し、変更を適用します: コンフィギュレーションBへの影響 コンフィギュレーションCへの影響
当コンフィギュレーション 変更 変更なし
指定コンフィギュレーション (Specify Configurations) (指定コンフィギュレーション A) 変更 変更なし
全コンフィギュレーション 変更 変更
作成されたコンフィギュレーションのパラメータをオーバーライドして、親コンフィギュレーションとのパラメータのリンクを切ることもできます。 参照コンフィギュレーションをアクティブ化して、パラメータを編集します。 パラメータは、参照コンフィギュレーション内で変更され、親では変更されません。パラメータのリンクは切れます。

大規模アセンブリ用の SpeedPak

SpeedPak はアセンブリの参照コンフィギュレーションを、参照を保ったまま作成します。 非常に大規模で複雑なアセンブリを操作する場合は、SpeedPak コンフィギュレーションを使用することで、パフォーマンスを大幅に改善できる可能性があります。 詳細は SpeedPak を参照してください。