外部構成部品の仮想化(Making External Components Virtual)

外部に保存した構成部品は仮想化できます。これにより、外部構成部品ファイルへのリンクが解除されます。 既存の参照は無視され、構成部品の名前が変更されます。

挿入中に構成部品を仮想化

外部に保存された構成部品をアセンブリに挿入するときに、それらの構成部品を仮想化できます。

外部に保存された構成部品をアセンブリに挿入するときに、それらの構成部品を仮想化するには:。

  1. 次のいずれかを実行します:
    • 新しいアセンブリ ドキュメントを作成するには、標準ツールバーの 新規 をクリックするか、ファイル > 新規 を選択します。
    • 既存のアセンブリの場合は、アセンブリ ツールバーの 構成部品の挿入 をクリックするか、挿入 > 構成部品 > 既存の部品/アセンブリ を選択します。
  2. PropertyManager のオプション(Options)で、仮想化(Make Virtual)を選択します。
  3. 挿入する部品/アセンブリ(Part/Assembly to Insert)で構成部品を選択し、クリックしてグラフィックス領域に配置します。
    ソフトウェアにより、構成部品を仮想化すると既存のファイルへのリンクが解除されることを警告するメッセージが表示されます。
    常時デフォルトの選択肢を選ぶ場合は、以後、このメッセージを表示しない(Don't show again)を選択し、メッセージが表示されないようにします。 メッセージが再び表示されるように設定するには、 ツール (Tools) > オプション (Options) > システム オプション (System Options) > メッセージ/エラー/警告 (Messages/Errors/Warnings) をクリックして、閉じられたメッセージ (Dismissed messages) で、表示するメッセージを選択します。
  4. OK をクリックします。
    構成部品は、アセンブリに仮想構成部品として追加されます。

    FeatureManager デザイン ツリーでは、構成部品名を囲む角括弧は、その構成部品が仮想構成部品であることを示しています。

挿入後に構成部品を仮想化

外部に保存された構成部品をアセンブリに挿入した後に、それらの構成部品を仮想化できます。

外部に保存された構成部品を仮想化するには:

  1. 外部に保存された 1 つ以上の構成部品を右クリックし、仮想化(Make Virtual)をクリックします。
  2. サブアセンブリを仮想化するには、ダイアログ ボックスで以下のいずれかを選択します。
    オプション 説明
    サブアセンブリのみ仮想化(Make only the subassembly virtual) サブアセンブリを仮想化しますが、子構成部品は外部ファイルにリンクされたままにします。
    サブアセンブリとすべての子構成部品を仮想化(Make the subassembly and all child components virtual) サブアセンブリを仮想化し、その子構成部品を仮想化します。
    構成部品のコピーが内部的にアセンブリ ファイルに保存され、外部構成部品ファイルへのリンクが破棄されます。

    FeatureManager デザイン ツリーでは、構成部品名を囲む角括弧は、その構成部品が仮想構成部品であることを示しています。