SOLIDWORKS Simulation のパフォーマンスの改善

グラフィックス、メッシュ、および接触理論の領域におけるいくつかの改善により、Simulation 製品のパフォーマンス全体が改善されました。

  • ピン結合の記号が再設計されています。 設計し直された記号では、ピン結合の PropertyManager を開かなくても、グラフィックス領域でピン結合のタイプ（止め輪またはキー）を識別できます。
    止め輪（変位なし）のピンの記号 キー（回転なし）のピンの記号
  • ボルトの予圧記号は、軸方向またはトルクを適用した予圧を識別します。
    トルクの予荷重を含むボルトの記号 軸の予荷重を含むボルトの記号
  • 複合シェルの破壊基準（Tsai-Hill、Tsai-Wu、および最大応力）の破壊インデックスは、節点応力から計算されます。 従来は、破壊インデックスは、要素応力値から計算されていました。
  • ブレンド曲率ベースのメッシュは、アダプティブ h 法およびアダプティブ p 法をサポートします。
  • Intel コンパイラの最適化されたメモリ割り当ておよびマルチスレッド サポートは、面-面ボンドおよび接触の定義に関するスタディのパフォーマンスを向上します。 ボンドおよび接触の定式化フェーズでプログラムに費やされる時間が短縮されます。
  • 静解析スタディの FFEPlus 反復ソルバの解析時間短縮による著しいパフォーマンス改善。