解析中に接触する可能性がある構成部品間に貫通なしの接触を含めると、どのような構造の座屈動作の解析も精度が高くなります。
弧長増分法では、貫通なしの接触が定義されていない非線形静解析スタディがサポートされます。 2D 簡略化非線形スタディでも、改善された弧長増分法がサポートされます。
各制御方法で直接スパースおよび Intel 直接スパース ソルバによりサポートされているフィーチャーを、リストに示します。
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力の制御 |
変位の制御 |
弧長増分法 |
力 |
はい |
はい |
はい |
強制変位 |
はい |
いいえ |
いいえ |
接触 |
はい |
いいえ |
はい |
力 + 強制変位 |
はい |
いいえ |
いいえ |
強制変位 + 接触 |
はい |
いいえ |
いいえ |
力 + 接触 |
はい |
いいえ |
はい |
力 + 強制変位 + 接触 |
はい |
いいえ |
いいえ |
弧長増分法も変位制御法も、非線形解析中に発生する可能性がある剛体運動を解決できません。 非線形解析中に剛体運動が発生する場合は、力制御法と強制変位を使用して、収束に達する可能性を改善してください。