設定アドミニストレータ ツール(Settings Administrator Tool)を使用して、SOLIDWORKS ソフトウェアを展開またはアップグレードするときに適用されるシステム オプションを設定し、ユーザーがそれらのオプションを変更できないようにすることができます。 このツールは、設定を展開するための設定のコピー(Copy Settings)ウィザードに置き換わりますが、このウィザードは設定のコピーに利用できます。
以下によって開始できます:
- SOLIDWORKS のそのリリースのオプションのデフォルト設定
- そのコンピュータで以前適用されていたオプション
- 既存の .sldreg または .sldSettings ファイルで指定したオプション。
チェック ボックスの 2 つの列では、これらのオプションのうち適用するもの、および適用するオプションのうちロックしてユーザーによる変更を防止するものを選択できます。
ユーザーがシステム オプション(System Options)ダイアログ ボックスにアクセスすると、ロックされたオプションはロックアイコン
付きで使用不可と表示されます。 ただし、ユーザーはオプションをロック解除するパスワードを作成できます。 ユーザーがロックされたオプションの上にポインタを移動すると、ツールチップに管理者の名前とメールアドレスが表示されるため、ユーザーは管理者に連絡し、パスワードをリクエストできます。
システム オプションを適用するのは、ユーザーがソフトウェアを初めて起動したときのみか、SOLIDWORKS ソフトウェアが起動されるたびかを選択してください。カスタマイズを同時に適用するかどうかも選択します。 ロック定義を保存している .sldSettings ファイルがあるネットワーク ロケーションにユーザーがアクセスできないとき、オプションをロックしたままにするかどうかも選択します。
設定アドミニストレータ ツール(Settings Administrator Tool)は、SOLIDWORKS アドミニストレーティブ イメージでインストールされます。 ツールは、イメージを格納した場所から実行できます。
設定アドミニストレータ ツールは、次のデフォルト位置に格納されています: C:\SolidWorks Admin\SOLIDWORKS <バージョン>\64bit\SOLIDWORKS\Program Files 64\SOLIDWORKS\sldSettingsAdmin.exe。