設定アドミニストレータ ツールを使用して、一般的な閉じられたメッセージをユーザー別で管理できます。
設定アドミニストレータ ツールを実行しているときに、メッセージ/エラー/警告(Messages/Errors/Warnings)の制御を適用して、ユーザーがメッセージを閉じるのをブロックできます。 一部のエラー メッセージと警告が常に表示されるようにしたり、一切表示されないようにすることができます。 これらの設定は、*.sldSettings ファイルに保存されます。
設定アドミニストレータ ツールは、以前のリリースで導入されました。 アドミニストレータは、ツールを使用して、SOLIDWORKS ソフトウェアの展開時にシステム オプションを設定できます。 これはアドミニストレーティブ イメージをインストールした場合に使用でき、次のデフォルト位置に格納されています。 C:\SolidWorksAdmin\SOLIDWORKS <バージョン>\64bit\SOLIDWORKS\Program Files 64\SOLIDWORKS\sldSettingsAdmin.exe.
閉じられたメッセージを制御できるようにするには:
- 設定アドミニストレータ ツールを起動して、システム オプション(System Options)タブでメッセージ/エラー/警告(Messages/Errors/Warnings)をクリックします。
- 適用(Apply)にチェックを付けて、管理するメッセージのロック(Lock)
にチェックを付けます。
-
メッセージを表示(Show)または表示しない(Don't Show)に設定します。
表示(Show)を選択した場合、メッセージはユーザーの閉じられたメッセージ リストから削除され、ユーザーに適時表示されます。 表示しない(Don't Show)を選択した場合、メッセージは自動的にユーザーの閉じられたメッセージ リストに追加されて、ユーザーがモデルで作業を行っているときに表示されません。
次の表に、ソフトウェアでの動作を示します。
適用 |
ロック(Lock) |
表示(Show) |
表示しない(Don't Show) |
動作状態 |
X |
|
X |
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メッセージを強制的に表示します。 |
X |
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|
X |
メッセージを閉じて、メッセージを閉じられたメッセージ リストに追加します。 |
X |
X |
X |
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メッセージを強制的に表示して、メッセージ ボックスの以後、このメッセージを表示しない(Don't show again)オプションを無効にします。 |
X |
X |
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X |
メッセージを閉じて、ユーザーがでそれを有効にできないようにします。 |
- 表示しない(Don't Show)を選択した場合は、表示しないようにしたプロンプトに対する応答も選択する必要があります。 メッセージに対する応答には、OK、はい(Yes)、いいえ(No)、または短いテキスト文字列を指定できます。
ユーザーにパスワードを提供することで、ユーザーはロックされた設定を上書きすることができます。 メッセージ/エラー/警告(Messages/Errors/Warnings)のロック アイコンの上にポインタを移動すると、パスワードの入力を求めるダイアログ ボックスが表示されます。 パスワードを使用して、ユーザーはメッセージのロックを解除して、各自の閉じられたメッセージ リストからメッセージを削除したり、メッセージを追加することができます。