線形静解析スタディでメッシュの定式化が改善されたため、ドラフト精度と高精度の両方のソリッド要素を単一のメッシュ定義で共存させることができます。
どのソリッド ボディを高精度メッシュまたはドラフト精度メッシュでメッシュ分割するかを選択できます。 シミュレーションは、ドラフトおよび高精度の四面体要素を持つハイブリッド メッシュ定義で実行されます。 ハイブリッド メッシュは、ソリッド ボディを含む線形静解析スタディのみで使用できます。
ドラフト精度メッシュをソリッド ボディに割り当てるには:
Simulation 静解析スタディでボディを右クリックして、ドラフト精度メッシュを適用(Apply Draft Quality Mesh)
をクリックします。 ボディの横に直線がある青色の四面体要素のアイコン
は、ドラフト精度のメッシュ割り当てを示します。
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高精度メッシュをソリッド ボディに割り当てるには:
ボディを右クリックして、高精度メッシュを適用(Apply High Quality Mesh)
をクリックします。 ボディの横に曲線がある青色の四面体要素のアイコン
は、高精度のメッシュ割り当てを示します。
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ドラフトまたは高精度メッシュをスタディのすべてのソリッド ボディに割り当てるには:
部品(Parts)フォルダ
を右クリックし、ドラフト精度メッシュをすべてに適用(Apply Draft Quality Mesh to All)
または高精度メッシュをすべてに適用(Apply High Quality Mesh to All)
をクリックします。
また、メッシュ(Mesh) PropertyManager のメッシュ特性(Mesh Quality)タブで、選択したソリッド ボディにドラフト精度または高精度のメッシュ品質を割り当てることもできます。
図は、ドラフト精度メッシュと高精度メッシュが割り当てられているアセンブリを示しています。

ハイブリッド メッシュを使用した線形静解析スタディの結果は、次のような依存スタディ タイプの入力として有効です。 疲労、圧力容器、デザイン、サブモデリングの各スタディ。