梁ジョイントと梁ボディに熱荷重を適用できます。 梁を含むモデルで熱伝導解析を実行した後、線形静解析、非線形静解析、固有値解析、座屈解析、または非線形動解析スタディに温度をインポートして応力解析を実行できます。
次の表には、梁要素とトラス要素に適用できる熱荷重のタイプがリストされています。 梁ジョイントおよびトラス ジョイントに集中熱荷重を適用し、梁ボディおよびトラス ボディの長さに沿って分布熱荷重を適用します。
|
梁またはトラス |
熱荷重(Thermal Loads) |
ジョイント |
ボディ |
温度 |
はい |
はい |
対流 |
いいえ |
はい |
熱流束(Heat Flux) |
いいえ |
はい |
熱量 |
はい |
はい |
環境ふく射のみ |
いいえ |
はい |
熱流束のみで、熱荷重の不均一な分布がサポートされます。
たとえば、ジョイントまたは梁ボディに温度を適用するには、温度(Temperature)PropertyManager でジョイント(Joints)
または梁(Beams)
をクリックします。 グラフィックス領域で、温度荷重を適用するジョイントまたは梁ボディを選択します。

熱伝導スタディを実行した後、熱伝導プロットの結果を梁モデルで表示できます。 トラスの温度結果プロットが表示されます。

熱伝導スタディから得た温度に基づいて応力解析を実行するには:
- 静解析スタディを作成します。
- 静解析スタディのプロパティ(Properties)ダイアログ ボックスを開きます。
- 流れ/熱効果(Flow/Thermal Effects)タブで、熱伝導解析の温度結果を読込む(Temperatures from thermal study)を選択します。
静解析スタディに温度荷重がインポートされたトラス モデルの合成変位プロットが表示されます。
