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[アセンブリ] ウィンドウ枠

[アセンブリ]ウィンドウ枠では、モデルの構造の表示および管理ができます。 ビュー、可視性、ホットスポット、および選択グループも管理できます。

このページで扱う内容:

ツールバー コマンド

ツールバー コマンドを使用すると、アセンブリ グループと選択グループを管理できます。

ヒント: ウィンドウ枠からアセンブリ/選択グループをドラッグして、それらを管理できます。

アイコン コマンド名 説明
アセンブリ選択モード アセンブリ ツリーまたはビューポートでアクターを選択する場合、リーフ(形状)ノードの代わりに親アセンブリ ノードを選択します。デフォルト モード(アセンブリ選択モードが選択されていない場合。パーツ選択モードとも呼ばれます)では、選択対象の下のすべての形状が選択されます。アセンブリ選択モードでは、ビューポートの境界は青色で表示されます。デフォルト モードでも次のようにして、アセンブリを選択できます。
  • Alt]キーを押しながら、ビューポートで選択を行います。
  • ビューポートでアクターを選択した後に、左矢印キーを押します。これによって、選択したアクターを含むアセンブリが選択されます。左または右矢印キーを押したままにすると、選択対象が移動します。
選択を示す色およびハイライト色は、選択モードによって異なります。[ドキュメント プロパティ]-[選択対象]から、色を選択します。『選択』を参照してください。できる限りアセンブリ選択モードを使用してください。(アクターがアセンブリ キーを継承するため)パフォーマンスを向上させ、メンテナンス性の高いアニメーションを作成することができます。たとえば、10,000 個の部品を含むアセンブリがあるとします。アセンブリ全体の不透明度をアニメーション内で変更するには、アセンブリ選択モードを有効にし、アセンブリを選択し、不透明度を変更します。この場合、アニメーション キーは 1 個作成されます。もう 1 つの方法として、デフォルト モードを使用し、アセンブリを選択し(10,000 個の部品をすべて選択)、その不透明度を変更する方法があります。この場合、10,000 個のキーが作成されます。キーは 10,000 個よりも 1 個の方が、パフォーマンスは高くなります。また、このアセンブリに新たに部品を追加する場合、アセンブリ キーは新しい部品に自動的に適用されます。アセンブリ選択モードを使用して、アクターが複数の方向に移動する複雑な動作を実装することもできます。複雑な動作の一般的な例として、ナットまたはボルトから成るアセンブリの平行移動と、それらのナットまたはボルトの個々の回転とを組み合わせる例があります。つまり、ナットまたはボルトから成るグループ全体が移動している時に、それらのナットまたはボルトも個々の軸を中心として回転することになります。
注: アセンブリに使用できるプロパティは、個々の形状アクターに使用できるプロパティと異なる場合があります。
キネマティック リンク付きのアクターのみを表示します キネマティック リンク付きのアクターのみをアセンブリ ツリーにリストします。『[キネマティック]コマンド』を参照してください。
セレクションセットを作成 選択したアクターを含むセレクションセットを作成します。セレクションセットを選択すると、そのセット内のすべてのアクターが選択され、[プロパティ]ウィンドウ枠に、それらのアクターに共通するプロパティが表示されます。複数の同じアクターに対して繰り返し操作を行う場合は、セレクションセットを使用してください。セレクションセットは、そのセットに形状アクターのみが含まれている場合、[アセンブリ]ウィンドウ枠にリストされます。コラボレーション アクターが 1 つでもセットに含まれている場合は、[コラボレーション]ウィンドウ枠にリストされます。セレクションセットの作成時には名前が選択されるので、別の名前を入力できます。
ホットスポットを作成 選択したアクターを含むホットスポットを作成します。ホットスポットはセレクションセットのようなアクターをグループ化したものであり、ハイライト、ツールチップ、およびリンクのプロパティを共有します。また、ホットスポットのプロパティは、個別のアクターのプロパティよりも優先されて表示されます。ホットスポットはビューポートでアクティブにすることができますが、ホットスポットの主な目的は、ベクター出力でカスタム ホットスポットを定義することです(『[ホットスポット]タブ』を参照)。ホットスポットには、形状アクターと大半のコラボレーションアクター(背景、切断面、およびその他のベクター化できないアクターを除く)を挿入できます。
注: ホットスポットは、コラボレーション アクターがホットスポットに含まれている場合でも、必ず[アセンブリ]ウィンドウ枠にリストされます。ホットスポットを作成するには、次のようにします。
  1. 1 つまたは複数のアクターを選択します。
  2. ホットスポットを作成 をクリックします。

    アセンブリ ツリーの ホットスポット の下に新しいホットスポットが表示され、ホットスポットのプロパティが[プロパティ]ウィンドウ枠に表示されます。「プロパティ」を参照してください。

  3. オプションでホットスポット名を入力するか、または[Enter]キーを押してデフォルトのままにします。
  4. [プロパティ]ウィンドウ枠で、ホットスポットのプロパティを指定します。
アルファベット順に並べ替え アルファベット順にツリーをソートします。デフォルトでは、SOLIDWORKS アセンブリと アセンブリのアクターの順序は CAD システムと一致します。
列を配置 表示する列を選択する[列を配置]ダイアログ ボックスが表示されます。「列を配置」を参照してください。
アクターを検索 [検索]ウィンドウ枠を表示します。ここでアクターを検索できます。「検索」を参照してください。

をクリックすると、[次のアクターを検索]および[前のアクターを検索]コマンドが表示されます。これらのコマンドは、現行の検索条件を使用して次または前のアクターを検索します。

アクターを選択します 選択]ウィンドウ枠を表示します。ここで拡張機能を使用してアクターを選択できます。「選択」を参照してください。

アセンブリ ツリー シンボル

このセクションでは、アセンブリ ツリーで使用されるシンボルについて説明します。

ビューポートでアクターを表示または非表示にするには、アクター名の横にあるチェック ボックス を選択 または選択解除 します。

記号 は、子の表示設定が混合になっているノードを示しています。

ビューポートでアクターを選択し、H キーを押して、ビューポートでアクターを非表示にすることもできます。アクターを選択するには、アクターの名前をクリックします。アクターを右クリックし、コピー、貼り付け、削除などの機能にアクセスします。

シンボル 説明
アセンブリ ルート
注: ルート アセンブリ ノードで が表示されることはありません。ルート ノードで表示設定が混合になっているかどうかを判断するには、子を調べます。
アセンブリは黄色と緑です。

SOLIDWORKS、、および Pro/ENGINEER のモデルの場合のみ、Composer では内部的にノードにタグが付けられ、パーツまたはアセンブリのノードとして識別されます。SOLIDWORKS .sldpart.cgr、または Pro/ENGINEER .prt のファイルをインスタンス化したノードは、パーツ ノードです。SOLIDWORKS .sldasm.CATProduct、または Pro/ENGINEER .asm のファイルをインスタンス化したノードは、アセンブリ ノードです。

例えば、次のアセンブリの場合、

  • ZS06 Battery & Gearbox はアセンブリ ノードです。
  • Battery-1 は部品ノードです。
  • CirPattern11は形状ノードです。

ヒント: ノード タイプに基づいて BOM ID を生成できます。『メイン領域』を参照してください。
パーツ(.sldprt, .prt のファイル)は黄色です。
注: SOLIDWORKS モデルの場合、パートごとのアクターへファイルをマージ(Merge file into one actor per part)インポート オプションでは、すべての部品形状がマージされ、部品ノードであり形状ノードでもある単一のノードが作成されます。その他の CAD 形式については、このオプションによってパーツ形状がマージされますが、形状ノードでパーツ ノードが作成されます。
内部構造(geosets など)やその他のグループは白です。
形状は緑色です。
形状のインスタンス(モデルのいくつかの場所で参照される同じ形状)は紫色で、「x」がオーバーレイされています。
キネマティック リンクを定義したアクターには、「K」が重ねて表示されます。
完全分散構造およびプロジェクトでは、プロダクト(.smgXml+ .smgGeom)形式のアセンブリおよびパーツ ノードは赤です。プロダクトおよび完全分散構造の詳細については、「ファイル形式」を参照してください。
形状がロードされていないプロダクト ノードには、砂時計が重ねて表示されます。プロダクト形状は、次の方法でロードできます。
  • 右クリックして、プロダクト コマンドをクリックします。
  • アイコンをダブルクリックします。
  • 可視をロード が有効な場合は、チェック ボックスをクリックしてアクター表示設定を有効にします。『[可視]コマンド』を参照してください。『』を参照してください。
構成(Configurations)では、ファイルに保存されているすべての構成がリストされます。アクティブな構成を展開して、その構成に対応するアクターを表示します。
注: ファイルに構成が 1 つしかない場合、その構成に対応するアクターが表示されます。
シナリオには、アクターのセットのアニメーションが記述されます。詳細については、「アニメーション タブ」を参照してください
ビュー]からは、次のさまざまなビュー タイプにアクセスできます。
  • ビュー - Composer のビューがリストされます。[アセンブリ]ウィンドウ枠がアクティブになっている時にビューを切り替えるのに便利です。ビューの詳細については、「[ビュー(view)]ウィンドウ枠」を参照してください。
セレクションセット]は、セレクションセットをリストします。セレクションセットを選択すると、そのセット内のすべてのアクターが選択され、[プロパティ]ウィンドウ枠に、それらのアクターに共通するプロパティが表示されます。複数の同じアクターに対して繰り返し操作を行う場合は、セレクションセットを使用してください。
ホットスポット]は、ホットスポットをリストします。ホットスポットはセレクションセットのようなアクターをグループ化したものであり、ハイライト、ツールチップ、およびリンクのプロパティを共有します。また、ホットスポットのプロパティは、個別のアクターのプロパティよりも優先されて表示されます。

右クリック コマンド

部品またはアセンブリを右クリックすると、コンテキスト メニューが表示されます。

右クリック コマンド 説明
アセンブリ グループを作成(Create Assembly Group) アセンブリ グループを作成します。同じアニメーションを複数の部品に適用する場合に、アセンブリ グループを使用してください。個々の部品と、それらの親のアセンブリを同じ時間枠でアニメーション表示することによって、複雑なアニメーションを作成できます。
ダミー アクターを作成(Create Dummy Actor) グラフィック表現なしのアクターを作成します。たとえば、接着剤やテープなどの追加の BOM テーブル エントリ用に、ダミー アクターを作成します。
空のグループを削除(Delete Empty Groups) 形状を持たない部品などの、エレメントを含まないグループを削除します。
アクターを切り取る(Cut Actors) 選択した形状アクターを切り取ります。その後、[貼り付け]をして、アセンブリ ツリー内のアクターの位置を変更することができます。
注: また、ホーム > 切り取り/貼り付け リボン コマンドを使用して形状アクターのコピー、切り取り、貼り付けを行うことができます。『[コピー/貼り付け]コマンド゙』を参照してください。
アクターをコピー(Copy Actors) 選択した形状アクターをコピーします。その後、[貼り付け]をして、アセンブリ ツリー内の別の位置にアクターを複製することができます。
アクターを貼り付ける(Paste Actors) 以前にコピーした形状アクターを、選択した親の下に貼り付けます。
アクターを貼り付け、親の相対位置を保持(Paste Actors Keeping Relative Location in Parent)

以前にコピーした形状アクターを、親の相対位置を保持して貼り付けます。この例では、slider-1rail-1 から rail-2 に移動します。

コマンド実行前
アクターを切り取る および アクターを貼り付ける の実行後
アクターを切り取る および アクターを貼り付け、親の相対位置を保持 の実行後

アクターを削除(Delete Actors) 選択したアクターを削除します。
重要: アクターを削除すると、すべてのビューから削除されます。アクターを削除する代わりに、非表示にする方法もあります。
アクターの名前を変更(Rename Actor) 選択したアクターの名前を変更します。
注: DisableMatchingPropertiesActor.Name と一致する場合、アクターの名前を変更 は使用できません。『拡張設定』を参照してください。
選択したセレクションセットにアクターを追加(Add Actors to Selection Set) (セレクションセットを右クリックすると使用可能)。選択したアクターをセレクション セットに追加します。
セレクションセットからアクターを除去(Remove Actors from Selection Set) (セレクション セットの下のアクターを右クリックすると使用可能)。セレクション セットから選択したアクターを削除します。
セレクションセットを削除(Delete Selection Set) (セレクションセットを右クリックすると使用可能)。選択したセレクションセットを削除します。セット内のアクターへの影響はありません。
ホットスポットにアクターを追加(Add Actors to Hotspot) (ホットスポットを右クリックすると使用可能)。選択したアクターをホットスポットに追加します。
ホットスポットからアクターを削除(Remove Actors from Hotspot) (ホットスポットの下のアクターを右クリックすると使用可能)。選択したアクターをホットスポットから削除します。
ホットスポットを削除(Delete Hotspot) (ホットスポットを右クリックすると使用可能)。選択したホットスポットを削除します。ホットスポット内のアクターへの影響はありません。
プロダクト > このプロダクトを開く 新規のドキュメント ウィンドウでプロダクト(.smgXml + .smgGeom)を開きます。たとえば、このコマンドを使用して、完全分散構造のパーツの基準プロパティを変更します。完全分散アセンブリからパーツにアクセスしている場合は、基準プロパティを変更できません。これは、パーツはアセンブリによって参照されているのみであるためです。
プロダクト > プロダクトを追加 現行のプロジェクトまたは完全分散アセンブリにプロダクトを追加します。
プロダクト > プロダクトをエクスポート 選択したノードをプロダクトとして保存します。
プロダクト > プロダクトをロード プロダクト形状をロードします。ロードされていないノードは、アセンブリ ツリーのアイコンに のように砂時計が重ねて表示されます。
プロダクト > ヘッド プロダクトをロード プロダクトの階層全体ではなく、形状の 1 レベルをロードします。
プロダクト > プロダクトをロード(LOD を選択) 詳細レベル]ダイアログ ボックスから詳細レベル(LOD)を選択し、その詳細レベルのプロダクト形状をロードします。「詳細設定レベル」を参照してください。既にロードされているモデルの LOD を変更するには、そのプロダクトをアンロードしてから、このコマンドで再ロードします。
プロダクト > プロダクトをアンロード プロダクト形状をアンロードします。パーツやサブアセンブリを使用しなくなった場合は、このコマンドを使用してメモリ使用量を削減できます。
シナリオ > シナリオ参照を再ロード 参照されるシナリオを再ロードします。例えば、Composer でモデルを開いている時に、参照されるシナリオ ファイルが変更された場合に、シナリオを再ロードできます。シナリオには、アクターのセットのアニメーションが記述されます。詳細については、「[アニメーション]タブ」を参照してください。
シナリオ > シナリオをノードに適用 現行のプロジェクトまたは別のプロジェクトからシナリオを適用します。詳細は、「子シナリオを追加」を参照してください。
シナリオ > ブランチ シナリオをエクスポート 選択したアクターの子のアニメーションを .smgSce ファイルとして保存します。アクターの ID (GUID)は、エクスポートを開始したレベルから始まります。
シナリオ > シナリオを削除 選択したシナリオを削除します。
すべてを展開 すべてのツリー ノードを表示します。
すべてを省略(Collapse All) 最上位レベルのツリー ノードのみを表示します。


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