- アセンブリのパフォーマンス評価
パフォーマンス評価はアセンブリのパフォーマンスを解析し、パフォーマンスを改善する動作を提案します。
- 大規模アセンブリを開く
大規模アセンブリを開く前に、共通ダイアログ ボックスを自動的に閉じるオプションを設定できます。 また、簡略化されたアセンブリの表現を開くことにより、アセンブリのパフォーマンスを向上させることができます。
- 大規模アセンブリの簡略化
大規模なアセンブリは、数百個の構成部品を持つことができます。
- サブアセンブリをマルチボディ部品に置き換える
サブアセンブリをマルチボディ部品で置き換えることにより、大規模アセンブリを簡略化できます。
- イメージ品質とグラフィック三角形
構成部品を表示するために必要なグラフィック三角形の数は、イメージの品質を高くすると増加します。 三角形の数が増えるとパフォーマンスが落ちることがあります。
- 構成部品のイメージ品質の確認
アセンブリ可視化では、大規模なアセンブリで、構成部品のイメージ品質がアセンブリのグラフィック パフォーマンスの低下の原因となっている可能性がある場合に、該当する構成部品を確認できます。
- Toolbox の合致の自動更新を無効にする
Toolbox 合致の自動更新(Automatic Update for Toolbox Mates)を選択解除すれば、Toolbox 構成部品と Toolbox 以外の構成部品との間に作成された合致の自動更新を一時的に無効にできます。 自動更新を無効にすれば、合致の編集、合致の追加、構成部品の操作をすばやく実行できるようになるため、パフォーマンスを向上できます。
- 大規模アセンブリの設定(Large Assembly Settings)
大規模アセンブリの設定には、アセンブリのパフォーマンスを向上させるためのシステム設定が集められています。 大規模アセンブリの設定は、いつでもオンにできます。
- SpeedPak
SpeedPak はアセンブリの簡素化されたコンフィギュレーションを作成し、参照は失われません。大規模で複雑なアセンブリで作業する場合、SpeedPak コンフィギュレーションを使用することにより、アセンブリおよび図面の編集時に大幅にパフォーマンスを改善することができます。
- 構成部品の抑制状態
実行しようとする作業の内容により、ユーザーはいつでも構成部品に対して適切な抑制状態を指定することができます。これにより、作業中に読み込まれて評価されるデータの量を削減することができます。アセンブリの表示や再構築の速度が速くなり、システム リソースをより有効に活用できるようになります。
- 自動再構築の中止
大規模アセンブリの設定が有効になっている間は、アセンブリ再構築の準備ができるまで、アセンブリ全体の更新を延期できます。 更新を延期すると、多数の変更を行った後にアセンブリを 1 度に再構築することができます。