渡り配線の自動生成

同じ番号のワイヤ間に渡り配線を自動的に生成するように、SOLIDWORKS Electrical に指示できます。Electrical プロジェクト構成に従って、ワイヤの終端に特定のシンボルと構成可能なテキスト文字列が表示されます。

このコマンドで作成された矢印は自動渡り配線です。
  1. 配線図(Schematic) > 渡り配線管理(Manage origin – destination arrows) > 自動挿入(Automatic insertion) をクリックします。
  2. 次の選択コマンドを使用できます。
    オプション 説明
    プロジェクト全体(Whole project) Electrical プロジェクトのすべてのワイヤを処理します。
    現在のブック(Current book) 現在のブック内の図面を処理します。
    配線図で選択(Selected in the scheme) 選択したワイヤを処理します。
    配線図を選択(Choose schemes) 図面セレクターを開くと、図面を選択できます。
  3. 入口と出口元および終点を表すシンボルを管理するため、必要に応じて次の自動挿入モード(Automatic insertion mode) オプションを指定します。
    オプション 説明
    シンボル セレクターを開き、シンボルを選択します。
    シンボルを除去します。
    シンボル エディターを開き、シンボルを変更します。
    ロケーションがまったく同じときに接続(Connect when location is exactly the same) 両方の図面のロケーションが同じときにワイヤを接続します。
    親ロケーションが同じときに接続(Connect when parent location is the same) 両方の図面のロケーションの親が共通(あるいは同じロケーション)のとき、ワイヤを接続します。
    ロケーションが異なる場合でも接続(Connect even if location is different) 両方の図面のロケーションに関係なく、ワイヤを接続します。
    手動マークのある等電位のみ接続(Connect only equipotential with manual mark) 手動モードで、等電位マークが同じワイヤを接続します。
    同一マークのあるすべての等電位を接続(Connect all equipotential with the same mark) 等電位マークが同一のワイヤを接続します。
  4. 必要に応じて、次のアクション(Action) オプションを指定します。
    オプション 説明
    自動接続(Autoconnect) 渡り配線を自動的に生成します。
    再接続(Reconnect) 配線図で実行された処理に基づいて、既存の渡り配線を更新します。
    矢印を除去(Remove arrows) 選択したすべての渡り配線を除去します。手動の矢印も含める(Also include manual arrows)オプションにより、手動の渡り配線を処理することもできます。