クローンの検出では、同一または類似の形状を持つパーツが特定され、重複する形状がインスタンス(参照)に変換されます。クローンの検出によって、ファイル サイズを削減できます。
からクローンの検出を開始することもできます。
Composer では、多くのファイル形式で、インポート時に自動的にクローンが検出されます。
- SOLIDWORKS ファイルでは、ファイル インポート時にクローンを検出(Detect Clones)
アルゴリズムが適用されます。
- 他の CAD 形式および 3DXML では、入力ファイルにインスタンス定義が含まれている場合にのみ、クローンの検出が行われます。
- 非 CAD 形式では、インポート時にクローンの検出は行われません。
インポート時に自動的にクローンの検出が行われない場合は、簡素化 - クローンの検出 ワークショップ(または クローンを検出
コマンド)を使用します。ただし、クローンを検出できない場合もあります。『クローン検出の例』を参照してください。
次の例では、初めに 2 個のファンと 4 本のロッドが個別の部品として存在します。クローン検出後に、これらは同じ部品のインスタンス(
)になります。
コマンド名 |
説明 |
一致
|
同一の形状のみがクローンであることを指定します。 注:
クローンの検出では、形状と座標系の両方がチェックされるため、形状が同じでも座標系が異なる場合はクローンであると見なされません。チェックされる座標系は、部品の作成に使用された座標系です。
|
類似
|
同一ではないが類似の形状がクローンであることを指定します。[低]から[高]の間で類似性を選択します。 |
計算
|
クローンの検出を適用します。
|