ケーブル結合

引張り状態にあるケーブルは、ソリッドの面の間、シェルの円形エッジの間、ソリッドまたはシェルの頂点の間に指定でき、頂点から面、頂点から円形エッジ、円形エッジから面の組み合わせも可能です。

ケーブル結合を使用することで、ケーブル要素を正確にモデル化できます。これらの要素は、斜張橋、クレーンや他の耐荷重構造要素で一般に使用されます。ケーブルをモデル化するには、ケーブルの直径と材料を指定する必要があります。安全な軸方向強度(Safe axial strength)を指定し、後処理中に引張り状態のケーブルが、適用された軸荷重に耐えられるかどうかを判断するために役立てることもできます。

ケーブル結合を定義するには、Simulation スタディ ツリーで、接合部(Connections)を右クリックし、ケーブル(Cable) をクリックします。

ケーブル結合に働く軸力をリストするには、シミュレーション実行後、結果(Results)を右クリックし、結合力リスト表示(List Connector Force)をクリックします。

ケーブル結合は線形静解析スタディでサポートされ、SOLIDWORKS Simulation Professional および SOLIDWORKS Simulation Premium で使用できます。