コネクタを使用したスタディのパフォーマンス改善

分布結合をサポートするコネクタを使用したシミュレーション スタディの解析時間が改善されました。

期待されるソルバの強化機能は以下の通りです。
  • Intel 直接スパース ソルバ。これまでは結合ファセット(サーフェス要素)の数の制限 800 を超えるため解析できなかったモデルが、解析できるようになります。この制限は削除されます。また、分布結合型のコネクタを使用するモデルや多くの結合節点(ボルト、ベアリング、リンク ロッド結合など)を持つモデルでは、解析時間が短縮されます。

    たとえば、上の図は、分布結合型のボルトで取り付けられた 2 つの円筒のモデルを示しています。以前のリリースでは、このモデルの線形静解析スタディは、結合ファセットの数の制限のために失敗しました。このリリースでは、Intel 直接スパース ソルバにより、同じスタディに対するソリューションが正常に提供されます。

  • FFEPlus ソルバ。分布結合と多数の結合節点を備えたコネクタを使用して、モデルの解析時間を短縮します。