モーター PropertyManager(Motor PropertyManager)

モーターは、様々なタイプのモーター効果をシミュレートし、構成部品を動かす Motion スタディ要素です。

モーター PropertyManager を開くには:

アセンブリから、モーター (MotionManager ツールバー)をクリックします。

モーター タイプ(Motor Type)

回転モーター(Rotary Motor) 回転モーターを定義します。
リニアモーター(アクチュエータ) リニアモーターを定義します。
パス合致モーター(モーション解析のみ) アセンブリの選択されたパス合致に、ボディがパスに沿って動くように変位、速度、加速度を定義します。

合致/方向(Mate/Direction)

along_path.png ボタン パス合致(Path Mate) 動作のパスを定義するパス合致を選択します。
flip_dir.png ボタン 反対方向(Reverse Direction)

モーションの方向を反転させます。

part.png 構成部品(Component)

適用されるモーションに対応する構成部品を選択します。

構成部品/方向(Component/Direction)

select_edge_faces_vertex.png モーター位置 モーターを配置するフィーチャーを選択します。
flip_dir.png ボタン 反対方向(Reverse Direction)

モーションの方向を反転させます。

  モーター方向 モーターの方向を示す軸を定義するフィーチャー(面やエッジなど)を選択します。
part.png 構成部品(Component)

適用されるモーションに対応する構成部品を選択します。

モーション

  一定速度   一定速度のモーターを指定します。
  速度(Speed) 一定速度のモーターの速度を設定します。
  距離   指定の距離とタイム フレームで作動するモーターを指定します。
  変位(Displacement) 距離モーターの操作距離を設定します。
  開始時間 距離モーターの操作の開始時間を設定します。
  持続時間 距離モーターの操作の継続時間を設定します。
  振動   振動モーター プロファイルを指定します。
  変位(Displacement) オフセットプロファイルに振動モーターの振幅を設定します。
  振動数 振動モーターのプロファイル振幅を設定します。
  位相シフト 振動モーターのプロファイル位相シフトを設定します。
  サーボ モーター   イベントベースのモーションスタディに使うことができるサーボ モーターを指定します。
    変位(Displacement) 変位サーボ モーターを指定します。
    速度(Velocity) 速度サーボ モーターを指定します。
    加速度 加速度サーボ モーターを指定します。
  セグメント

適用されるモーションに対応する構成部品を選択します。

時間、サイクル角度の区分連続関数からプロファイルを定義します。

  データ点(Data Points)  

補間されたデータセットから時間、サイクル角度、モーションスタディ結果の関数としてプロファイルを定義します。

   

プロファイルを時間の数式、サイクル角度、またはモーションスタディ結果として定義します。

  ファイルから関数読み込み  

Function Builder で作成した関数を .sldfcn ファイルから読み込むことができます。

  関数削除(Delete Functions)  

Function Builder で作成した関数を削除できます。

  編集(Edit)  

選択したプロファイルタイプの編集を許可します。

詳細オプション(More Options)

この部分では、別の部品に関連したモーションを設定し、ベアリング面/エッジへの荷重(load-bearing faces or edges)の構成部品を選択して、これらを SOLIDWORKS Simulation までトランスファーします。

select_face_loadbearing.png 面/エッジへのベアリング荷重設定 ベアリング荷重面/エッジを指定します。

注記

モーターは、構成部品を選択した方向に移動しますが、それらは力ではありません。 モーターの強さは、構成部品のサイズや質量によって変わるものではありません。例えば、速度が同じ値に設定されている場合、小さなキューブと大きなキューブは同じ速度で移動します。

モーター方向の参照点が変更された場合、モーターはそのまま構成部品を新しい方向へ動かします。 例えば、モーターで動く構成部品が別の構成部品と衝突した場合などに起こります。

1つの構成部品に同じタイプのモーターを複数追加することはできません。

モーターによる運動は、その他のシミュレーション要素による運動よりも優先されます。 モーターでは構成部品が左に移動しているが、ばねでは構成部品が右に引っ張られている場合、構成部品は左に移動します。モーターの動力消費量が増加します。