SolidWorks Simulation(R) Professional アドインを用いれば、モーション解析(Motion Analysis) スタディを使用してイベント ベースのモーション制御を含むアセンブリのモーションを計算することができます。
モーション スタディからイベント ベースのモーション ビューを表示するには、(MotionManager ツールバーの)モーション スタディ タイプ(Motion Study Type)リストからモーション解析(Motion Analysis)を選択し、 イベント ベースのモーション ビュー
(Event-based Motion View) (MotionManager ツールバーの右端)をクリックします。
タスク(Tasks)
イベント ベースのモーションにはタスクのセットが必要です。 タスクはシーケンシャルに設定することも、時間内で重複することも可能です。 それぞれのタスクは、トリガー イベントにタスク アクションを関連付ける形で定義されます。 タスク アクションはタスク中の制御や定義を行います。
イベントベース モーション タスクの結果は動作になります。
名前 |
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タスク名を表示します。 名前を変更するためにセルをクリックします。 |
注記 |
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タスクの説明を表示します。 説明を変更するためにセルをクリックします。 |
トリガー
タスクのトリガーは、タスクのモーション アクションを駆動するイベントです。 タスクは時間、前のタスク、検出された値(構成部品の位置等)等に基づき定義可能です。
トリガー |
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トリガーが次の要素から作成できます: - センサー:
- 干渉認識
- 衝突検知
- 近接
- 線を横切るボディのモーション検出
- 寸法
- 寸法から構成部品の相対位置を検出
- イベント スケジュール内の前のタスク
- タスク アクションの開始および終了時間
トリガーを変更するためにセルをダブルクリックします。
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トリガーを行うタスクを指定します。 |
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トリガーを行うセンサーを指定します。 警告(Alert)の状態を センサー(Sensor) PropertyManagerで設定したときのみ動作のトリガーのために、センサーを含むことができます。
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時間 ベース トリガーを指定します。 |
条件 |
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- 警告オン(Alert On) センサーがトリガーされたとき、アクションをトリガーします。
- 警告オフ(Alert Off) センサーがオフになったとき、アクションをトリガーします。
- タスク開始(Task Start) トリガーするタスクの開始時にアクションをトリガーします。
- タスク終了(Task End) トリガーするタスクの終了時にアクションをトリガーします。
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時間/遅延 |
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- タスク、またはセンサーをトリガーすることに対して、タスクアクションの開始の遅延時間を表示します。 遅延を変更するためにセルをクリックします。
- タイム ベースのトリガに対し、タスクアクションの開始時間を表示します。 時間を変更するためにセルをクリックします。
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動作
タスク アクションでは、アセンブリ内にある1つ以上の構成部品のモーションを定義または制約します。 合致の抑制や抑制解除、モーションの停止、あるいはモーター、荷重、トルクの値変更や切り替えをアクションとして定義できます。
タスク アクションは次の要素に対して定義できます:
- 一定速度のモーター、一定荷重、一定トルク、あるいはサーボ モーターの開始、停止、あるいは値変化
- モーションの停止
- 選択された合致の抑制
時間
開始 |
タスクアクションの開始時間を表示します。 |
終了 |
タスクアクションの終了時間を表示します。 |