スケジュールが実行された時に指定されたフォルダのどのファイルが実際に複製されるかを制限するには、詳細スキーマ設定(Advanced Schema Settings)ダイアログ ボックスを使用します。
このダイアログボックスを表示するには:
スキーマ ダイアログ ボックスで 詳細 をクリックします。
最新バージョンのみを複製(Replicate only the latest version)
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ファイルに複数のバージョンがあり、まだサーバーに複製されていない場合は、最新のバージョンだけを複製します。
たとえば、バージョン 5 からバージョン 10 までがサーバー B に複製されていない場合、このオプションを有効にするバージョン 10 だけが複製されます。このオプションを有効にしなければ、スケジュール実行時にバージョン 5 から 10 まで複製されます。
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リビジョンを持つファイルのみを複製
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Enterprise PDMリビジョンが割り当てられたファイル バージョンを複製します。
たとえば、バージョン 4 にはリビジョン A があり、バージョン 7 にリビジョン B がある場合、このオプションを有効にするとスケジュール実行時にバージョン 4 と 7 のみを複製します。
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複製時に子を含む(Include children when replicating)
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デフォルトでは、スキーマで設定された指定フォルダ下に格納されたファイルのみがスケジュールにより複製されます。指定されたフォルダ下にないファイルは、自動的に複製されません。
このオプションを有効にすると、スケジュール実行時に、スキーマで指定されたフォルダ下に格納されたファイルから参照されているファイルもすべて複製されます。
例えば、\Projects フォルダ下のファイルのみを複製するよう設定されたスキーマを考えてみます。ボルトには、\Library フォルダ下の 2 つのパーツ ファイルを参照するアセンブリ ファイルが含まれます。このオプションを有効にした場合、\Library フォルダが複製スキーマに含まれない場合でも、スキーマを実行するとこれら 2 つのパーツ ファイルも複製されます。
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次のステータスのファイルだけを複製(Only replicate files in the following states)
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指定されたワークフローステータスに現在あるファイルのみが含まれます。
ワークフローとステータスをドロップダウン リストから選択し、追加(Add)ボタンを押します。指定されたステータスにないファイル バージョンは、複製されません。
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次の後で複製を停止(Stop replication after)
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デフォルトでは、スケジュールされた複製が開始されると、サーバーにまだ複製されていないすべてのファイルとバージョンが処理されます。ファイルはキューに追加され、キューが空になるまで複製が行われます。
指定された時間が経過した後に複製プロセスを停止したい場合、このオプションを有効にし、複製を何時間何分後に停止したいか設定できます。
その期間を経た後にまだ処理されていないファイルは、キューに追加され次回のスキーマ開始設定時に複製されます。
次回のスキーマ実行の前にクライアントが修正ファイルを取得すると、ファイルはオンデマンド複製によってただちに複製されます。
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