隔離(Isolate)

隔離(Isolate)コマンドは、選択した構成部品に注目できるよう、選択した構成部品を除いて、それ以外の構成部品を非表示、透明表示、ワイヤフレーム表示にします。

部品やサブアセンブリを隔離すると、それらをアセンブリのコンテキストで編集しやすくすることができます。 また、合致を共有している構成部品を隔離することもできます。

[隔離 (Isolate)] ポップアップ ツールバーでは、非表示構成部品の表示設定をワイヤフレーム、透明、または非表示に変更できます。 隔離 (Isolate) がアクティブであるとき、通常、アセンブリの前後関係で構成部品を編集するとき使われる透明度は使われません。

隔離モードを終了する前には、表示特性を新しい表示状態に保存して、ConfigurationManager からアクセスできるようにできます。 保存しなかった場合、表示は永続的に変更されることなく、元の状態に戻ります。

非表示(Hidden)を選択した場合、フィルター (Filter)非表示/抑制された構成部品をフィルター(Filter Hidden/Suppressed Components)を選択することによりグラフィックス領域と FeatureManager デザイン ツリーを一致させられます。

合致を共有している構成部品を隔離するには、FeatureManager デザイン ツリーで合致を右クリックして 隔離 (Isolate) をクリックします。

構成部品を表示または編集用に隔離する

構成部品を隔離するには:

  1. グラフィック領域または FeatureManager デザイン ツリーから、隔離する構成部品を選択します。
  2. 表示 (View) > 表示タイプ (Display) > 隔離 (Isolate)をクリックするか、右クリックして隔離 (Isolate) を選択します。
    合致を共有している構成部品を隔離するには、FeatureManager デザイン ツリーで合致を右クリックして 隔離 (Isolate) をクリックします。
    除去された構成部品は、表示状態が非表示、ワイヤフレーム、または透明に変わります。 [隔離 (Isolate)] ポップアップ ツールバーを使用すると、表示状態を変更できます:
    ワイヤフレーム (Wireframe)
    透過
    非表示(Hidden)
  3. 編集する構成部品を選択し、部品編集 (Edit Part) または アセンブリ編集 (Edit Assembly) をクリックします。
  4. オプションで、新しい 表示状態にディスプレイ特徴を保存するために、表示状態として保存 (Save as Display State) をクリックします。
  5. 隔離した構成部品の操作が完了したら、[隔離 (Isolate)] ポップアップ ツールバーの 隔離モード終了 (Exit Isolate) をクリックし、CommandManager の 構成部品の編集 (Edit Component) をクリックします。
    モデルが元の表示状態まで戻ります。